26日、中国のポータルサイト今日頭条が、日本のシェア自転車サービスは21世紀最大の失敗だとする記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中国のシェア自転車。

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2017年5月26日、中国のポータルサイト今日頭条が、日本のシェア自転車サービスは21世紀最大の失敗だとする記事を掲載した。

記事によると、中国でのシェア自転車サービスは急速に普及しており、2016年のシェア自転車市場は12億3000元(約200億円)規模となり、登録ユーザーは2800万人となった。2017年には市場規模が102億8000万元(約1670億円)にまで成長し、登録ユーザーは2億900万人となる見込みだという。

しかし、日本ではシェア自転車の市場規模が極めて小さいと指摘。横浜の「baybike」や、大学内自転車シェアサービス「COGOO」、東京都内でサービスを始めた「COGICOGI」などがあるが、あまり普及していないとした。

記事はその理由の1つとして、高すぎるコストにあると分析。例えば日本のあるシェア自転車は最初の30分が150円、以後30分ごとに100円加算されるが、これは中国のシェア自転車の1時間0.5元から1元(約8円から16円)と比べて非常に高いとした。

別の理由として、日本では放置自転車の取り締まりが厳しいことを挙げた。これは、どこでも駐輪できる中国と違って利便性が限られるという。さらに、日本は地下鉄やバスなど交通の便が良すぎることも関係していると分析した。

これに対し、中国のネットユーザーから「シェア自転車があちこちに放置されているせいで、逆に外出が不便になっている」、「中国では旧市街にもシェア自転車があって、街の外観を損ねている」などのコメントが寄せられ、放置シェア自転車を迷惑に感じている人が多いようだった。

また、「駐輪と保証金の問題だろ。中国ではどこでも駐輪できて、他人の店の邪魔になってもバス停が機能できなくなっても関係ない。保証金を払っているのだからかまわないという態度だからな」というユーザーや、「日本は遅れていて文明的ではなく、法整備されておらず混乱しているからシェアできないのだ」という意見があったが、これは明らかに中国の現状について皮肉を込めて述べている。(翻訳・編集/山中)