有機EL(OLED)ディスプレイ市場を牽引するSamsungですが、新たに伸縮可能なOLEDディスプレイを開発しているようです。

伸縮可能な9.1インチディスプレイ

ロサンゼルスで23日より開催されている、SID(Society for Information Display)による世界最大級の電子ディスプレイイベントで、Samsungが展示しているのは伸縮可能なOLEDディスプレイです。Samsungによると、伸縮に必要なピクセルを変形させるため、低温ポリシリコン(LTPS)液晶の技術がベースとなっているそうです。
 
これまでにもSamsungは、折りたたみ可能なディスプレイの開発を進めていることで知られていましたが、今回新たに公開された「ダイナミック・ストレッチャブルAMOLEDディスプレイ」は、概念実証(POC)のプロトタイプとはいえ、バックライトを必要としないOLEDの可能性をより掘り下げたものだと言えるでしょう。
 
実際に画像では、伸縮する過程でディスプレイに凹凸ができている様子が確認できます。
 

ゲームや電子書籍、衣服などが視野に

現時点では、一体この技術がどの時点で、どういう形で実用化されるかは分かっていませんが、ビデオゲームや電子書籍用のディスプレイ、衣服など、様々な用途が考えられます。
 
特に、以前カナダのクイーンズ大学が弯曲を検知するセンサーをディスプレイ下に埋め込むことで、スマートフォンを曲げてパラパラ漫画ができる技術「ReFlex」を発表していましたが、こうしたテクノロジーとの相性は良さそうです。
 
 
Source:Mashable,OLEDNet
(kihachi)