トーキング・ヘッズをサンプルした、中毒性抜群の1曲 / 「バッド・ライアー」セレーナ・ゴメス(Song Review)

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 セレーナ・ゴメスの新曲「バッド・ライアー」が、2017年5月18日にリリースされた。この曲は、現在「イシューズ」が大ヒット中のジュリア・マイケルズ、セレーナの大ヒット曲「ハンズ・トゥ・マイセルフ」や「グッド・フォー・ユーfeat.エイサップ・ロッキー」などを手掛けたジャスティン・トランター、そして元彼ジャスティン・ビーバーの『パーパス』や、ブリトニー・スピアーズの最新作『グローリー』にも参加している、イアン・カークパトリックがソングライターとして参加。イアンは、プロデュースも担当している。

 「バッド・ライアー」は、セレーナとジュリア・マイケルズがファンだと公言しているトーキング・ヘッズの「サイコ・キラー」(1977年)がサンプリング・ソースとして使われていて、この曲の独特のリズムとベースラインが、曲にインパクトを与えている。奇妙で無骨だが、一度聴くと頭から離れない中毒性があり、聴きごたえ抜群。「ハンズ・トゥ・マイセルフ」に近い要素もあるが、これまでのシングル曲にはなかったタイプの楽曲ともいえる。

 何より素晴らしいのは、色気たっぷりのボーカル。終始力まず、囁くように歌っているが、時に情熱的に色香を放つセレーナのボーカルに引き込まれる。前作で体得したソウルマナーが全面に活かされていて、歌い手としての実力・魅力が更に増した傑作曲。最後の笑い声もゾクっとくる。

 セレーナは、トロピカルハウスの代表格、カイゴとコラボした「イット・エイント・ミー」が現在大ヒット中。「バッド・ライアー」のミュージック・ビデオが公開されれば、2曲連続のTOP10入りも期待できるかもしれない。この曲が収録予定の新作については、リリース日など明かされていないが、今年中にはリリースされるのではないかと思われる。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
「バッド・ライアー」
セレーナ・ゴメス
2017/5/18 RELEASE