入団記者会見でポーズをとるロッテの新外国人サントス=ZOZOマリン(C)KYODO NEWS IMAGES

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 ロッテの新外国人ロエル・サントス外野手(29)の入団会見が26日、ZOZOマリンで行われた。背番号はWBC2017でもつけていた「10」に決まった。

 今春のWBC2017にキューバ代表として出場し、打率.318を記録。走り打ちで中前打で二塁を陥れるなど、俊足巧打のリードオフマンとして活躍した29歳。会見前には早速、室内練習場でバッティング練習を行うなど意欲的な姿に、伊東監督も「バットはしっかり振れている。時差ボケで眠たいと言っていたが、すごく意欲的。練習を見て『いけるな』と思ったら即登録する。たふだ、ゲームでいきなりというわけにはいかないが、一日でも早く合流させたい」と期待を膨らませた。

 サントスは「このチームでプレーする機会をいただいてありがとうございます」と挨拶。「チームになじんで、チームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。

 昨季までロッテに所属していたデスパイネ(ソフトバンク)と同じチームでプレーしており、「デスパイネからよくロッテの話を聞いていた。すごい良いチームで組織化された良いチーム。ファンの方が素晴らしい。そのチームの一員になれてうれしいです」とロッテの印象を話した。

 現在チーム打率はリーグワーストの.197。サントスには切り込み隊長として期待がかかる。本人は「打撃の面で活躍するのはもちろんだが、野球が大好きで、野球を楽しむということをやってここにきた。自分の楽しむ姿、色んなことをやって、みんなでモチベーションをあげてチームの勝利に貢献していきたい」と少年の様に、目を輝かせた。

 25日時点で借金「20」で最下位に沈むチーム。サントスの加入で打線のテコ入れを図りたいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)