サムスンやロッテグループから592億ウォン(約59億円)の賄賂を受け取った容疑などで逮捕・起訴された韓国の朴槿恵前大統領が同日開かれた第2回公判に出廷した。朴前大統領は2日前に開かれた初公判の時よりも余裕の態度を見せたという。資料写真。

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2017年5月25日、韓国・世界日報によると、サムスンやロッテグループから592億ウォン(約59億円)の賄賂を受け取った容疑などで逮捕・起訴された韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が同日開かれた第2回公判に出廷した。朴前大統領は2日前に開かれた初公判の時よりも余裕の態度を見せたという。

同日午前9時2分ごろ、ソウル中央地裁に到着した朴前大統領は、座る席が分からずあたふたした初公判と異なり、真っすぐに被告人席へと向かった。席に座る前には微笑を浮かべ、弁護人にあいさつしたという。

初公判では共謀関係にある友人の崔順実(チェ・スンシル)被告と一緒だったが、今回は朴前大統領1人で出廷した。カメラ撮影も禁止され、傍聴席も閑散としていたという。公判中の朴前大統領は終始、リラックスした表情だった。時おり横に座る弁護士に質問をするなどの余裕も見せ、検察と弁護士が裁判の日程を話し合っている時には疲れた様子で目を閉じたり、あくびをしたり、頬づえをつく場面もあったという。

また、初公判と同様、今回の公判でも朴前大統領が直接意見を述べることはなかった。公判の最後、裁判官の「言いたいことはないか」との質問には「詳しいことは後で話します」と答えたという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「全く反省していない。恐ろしい人だ」「何も考えず、『どうせ周りが助けてくれる』と思っているのだろう」「無能は一生直らない。残りの人生は刑務所で過ごさせよう」など朴前大統領に批判的なコメントが多く寄せられている。

そのほか「怖いスンシルがいないから気が楽だった?」「まだスンシルがいないと何も決められないし、発言もできないの?」と指摘する声や、「自殺してしまわないかと心配した私がばかだった」「自分を含め、こんな人を大統領に選んだ韓国国民のレベルの低さにがっかり」と反省する声も。

また、「国民参与裁判(日本の裁判員制度に当たる)にしてほしい」と主張する声や、「長時間じっと座ってみて。あくびしたくもなるよ」と朴前大統領を擁護する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)