Vistaは4/11にサポート終了済、Office 2007もある2017年に終了するマイクロソフト製品と対策

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マイクロソフト製品のサポート期間は、原則として発売から10年間である。
発売後5年間までは「メインストリームサポート」と呼ばれ、セキュリティ更新プログラムのほかに、新機能の追加も行われる。

残りの5年間は「延長サポート」となり、セキュリティ更新プログラムだけが提供される。

実は、2017年の今年は、この延長サポートが終了する製品がけっこう多いのだ。

該当する製品を使っている場合は、十分注意してほしい。

●2017年、けっこう多いマイクロソフト製品の延長サポート終了
2017年4月11日、マイクロソフトはWindows Vistaの延長サポートを終了した。
これにより、以後、Vistaにはセキュリティ更新プログラムが提供されなくなっている。

もしも現在、Vistaを利用しているなら非常に危険となる。
早急に利用を取りやめるか、Windows 10にアップグレードする必要がある。

つい最近も、ランサムウェア「WannCry」が話題になったが、今後、Vistaでは同様の被害に遭うリスクが高まっていると言えるからだ。

2017年には、そのほかにも延長サポートの終了するマイクロソフト製品がいくつもある。

以下に列記したので、該当する製品を使っている個人、企業は注意してほしい。
 Windows Vista……2017年4月11日
 Exchange Server 2007……2017年4月11日
 Office 2007……2017年10月10日
 SharePoint Server 2007……2017年10月10日
 Visio 2007……2017年10月10日
 Project 2007……2017年10月10日


すでに延長サポートが終了しているのは、Vistaのほかには、Exchange Server 2007がある。これは、企業向けのメールサーバだ。
個人ユーザーには、ほぼ無関係だが、もしも利用している企業がいたら、危険なので早急に対応が必要だ。

このほか2017年は、10月10日に終了する製品が多い。

特に影響が大きいと考えられるのがOffice 2007だ。
Word 2007やExcel 2007などの「2007」の付いたOfficeアプリケーションは、すべて2017年10月10日に延長サポートが終了する。

それ以降、Office 2007を使い続けるのは危険だ。

Office 2007といえば、はじめて「リボン」を採用したOfficeでもある。
以後、Office 2010、2013、2016とバージョンアップしてきたが、10年目となる2017年に、その寿命を終えることになる。

もしも、いまOffice 2007を利用しているなら、10月10日までに最新のOfficeにバージョンアップすることをおすすめする。
その際には、最新バージョンであるOffice 2016か、もしくはクラウド型のOffice 365がおすすめだ。

なお、Officeのバージョンがわからない場合は、以下のように操作すれば確認できる。
ここではWordを例にするが、ExcelやPowerPointでも操作は共通だ。



1.Wordを起動したら、左上の[Office]ボタンをクリックする。
2.メニューが表示されたら[Wordのオプション]をクリックする。




3.左側のメニューで[リソース]を選択する。すると、画面右のいちばん下にバージョンが表示される。ここに「2007」という数字があれば、それはOffice 2007だ。

Windows Vistaのサポート終了について(マイクロソフト)
Office 2007のサポート終了について(マイクロソフト)

井上健語(フリーランスライター)