充電制御の修正ファームウェアの配布を開始したUPQ

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 スタートアップのUPQは5月25日、2015年12月に発売したSIMフリースマートフォン「UPQ Phone A01X」のバッテリーが過熱して焼損した事故への対応策を発表した。

 5月9日に同社が第一報で事故内容を発表したときは、消費者庁や経済産業省の指導のもとでNite(製品評価技術基盤機構)が解析を進めており、原因を特定できていなかったが、このほど、バッテリーと充電制御に原因があることを特定した。

 これを受けて、UPQは5月25日から充電制御を改善したファームウェアの配布を開始した。ユーザーは本体の「設定アプリ」から「端末情報」と「ワイヤレスアップデート」をタップして、最新のプログラム内容に更新する必要がある。

 具体的な作業手順は同社のサイトで告知しているが、更新は数分を要するので、Wi-Fiに接続した環境と、バッテリー残量を約50%まで充電してからの開始を同社は推奨する。残量が30%以下では実行できないため注意が必要だ。

 新しいファームウェアでは、問題になっている充電時のバッテリーのストレスを低減し、ゆっくりと充電するように修正している。したがって、修正後は充電にかかる時間が現在よりも長くなる。

 今後は購入者に新型バッテリーを配布する予定で、実施時期については6月中に告知するという。そのため、現行のバッテリーを使っているかぎり、ファームウェアの更新は必須だ。

 また、16年2月29日の発表後も販売開始の延期が続いていた「UPQ Phone A02」についても、17年5月25日に発売の見合わせを決定した。「A02」は、「A01X」よりも一回り大きい5インチディスプレイを採用し、「blue×green」「navy&red」の2色展開を予定していた。(BCN・細田 立圭志)