ベルギーのブリュッセルで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席した仏マクロン大統領と米トランプ大統領(CHRISTOPHE LICOPPE/AFP/Getty Images)

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  トランプ米大統領は25日ベルギーのブリュッセルで、フランスのマクロン大統領と初めて会談した。大統領就任前に、メディアなどに「政治の素人」と呼ばれた両首脳は、「パリ協定」、テロなどの重要課題について話し合った。

  トランプ大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席のため、ブリュッセルに滞在した。

  ベルギーメディアのVRT放送によると、トランプ大統領は欧州連合(EU)の各国首脳のなかで、唯一にワーキングランチをともにしたのはマクロン大統領だ

  地球温暖化に懐疑的な見方をするトランプ大統領は、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱の姿勢を示してきた。いっぽう、フランスは2015年同協定が採択された第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)の議長国だった。

  両首脳は「パリ協定」について意見交換を行い、マクロン大統領はトランプ大統領に対して、同協定の残留をを要請した。

  VRT放送は、テロ対策も米仏両国の共通課題だとした。フランスでは、近年過激派組織によるテロ事件が頻発している。米トランプ政権も対テロ政策を強化している。

  ホワイトハウスによると、両首脳は、イラクおよびシリアにおける過激派組織「イスラム国」(IS)勢力への打撃の重要性で一致した。

(編集・福田 春代)