英中部マンチェスターの聖アン広場で、爆破事件の犠牲者を追悼する1分間の黙とうに集まった人々(2017年5月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】「怒りを込めて振り返るな」――英中部マンチェスター(Manchester)で25日、自爆攻撃の犠牲者を悼む1分間の黙とうがささげられた直後、集まった人々の間から地元出身の英ロックバンド「オアシス(Oasis)」のヒット曲「ドント・ルック・バック・イン・アンガー(Don't look back in anger)」の歌声が起こり、合唱となった。

 無数の花が手向けられた市中心部の聖アン広場(St Ann's Square)で人々が歌を口ずさみ始めると、その中にいた1人の女性は手にしていた花束を強く握りしめた。「もっと大きな声で歌おう」と呼びかける人たちもいた。

 歌が終わったとき、男性が「マンチェスターが大好きだ!」と叫び、聖アン広場は拍手の中で感動的な雰囲気に包まれた。

 輝かしい音楽の歴史を誇るマンチェスター。歌は、コンサートを楽しんでいた無実の若者たちが自爆攻撃で殺害されるという悲痛な事件をどうにか受け止めようとする市民たちから自然発生的に生まれた抵抗のメッセージといえる。
【翻訳編集】AFPBB News