26日、参考消息網によると、中国人留学生が祖国を侮辱する卒業スピーチを行ったとして批判された問題をめぐり、英BBCが「中国人の民族心理の敏感な部分に触れた」との指摘を行っている。資料写真。

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2017年5月26日、参考消息網によると、中国人留学生が祖国を侮辱する卒業スピーチを行ったとして批判された問題をめぐり、英BBCが「中国人の民族心理の敏感な部分に触れた」との指摘を行っている。

この問題は米メリーランド大学の卒業スピーチで中国人留学生の女性が「ここの空気はとても新鮮で甘い」「マスクもなしに深呼吸できる、なんてぜいたくだろう」「民主と自由は新鮮な空気と同じ。これらのために奮闘する価値はある」などと語ったことが発端となった。この発言に中国国内では「中国をおとしめた」などと批判の声が噴出し、女性はSNS上で「祖国をおとしめる意図はなかった。今後は自分の学んだことを国のために役立てたい」と謝罪。この件は中国外交部の定例記者会見でも質問として取り上げられている。

BBCは一連の騒動が主な英語媒体の注目を浴びたことを紹介し、米紙ニューヨーク・タイムズの「米国の中国人留学生の数は留学生全体の3分の1を占める。海外で学ぶ中国人が増えるにつれ、彼らの中国に対する見方がネットでより広く知れ渡ることが分かったが、この一方でバッシングを引き起こすということも説明された」との指摘を掲載。さらに、米国の学者が過去に語った言葉として「中国ほど民族心理の深い部分で米国を『追うべき目標』と考えている国はない。中国のように経済さらには軍事力上で米国を追い抜こうとする国も他にはない。米中の優劣を比較する発言が中国の民族心理の敏感な部分に触れてしまうのはこれが原因かもしれない」と伝えた。(翻訳・編集/野谷)