マイケル・ケイン

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突然の年金打ち切りにより途方に暮れていた80歳オーバーのジーサンたちが、どん底からはい上がるために生まれて初めて真面目な生き方を捨てることを決意し、すべてを失うかもしれない命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』が、6月24日(土)より公開となる。3人のアカデミー賞俳優が豪華共演を果たしたことでも話題の本作より、その一人、マイケル・ケイン(『サイダーハウス・ルール』『ダークナイト』)のコメントと場面写真が届いた。

年金打ち切りという形で40年以上も真面目に働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに"一寸先は闇"状態のジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった!? 体力以外は誰にも負けない最強のジーサンたちを演じたのは、マイケルのほか、モーガン・フリーマン(『ミリオンダラー・ベイビー』)、アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)。マイケルが演じるのは、同じ境遇の仲間に人生を賭けた大勝負を持ちかけるインテリジーサンのジョーだ。

毎日山ほどの台本を受け取るマイケルは、本作との出会いについて「この作品は特別だった」と振り返る。「まず、コメディだという点がとても気に入った。めったにコメディ映画をオファーされないからね。それに人間関係の部分も良かった。とてもチャーミングな映画で、笑いが満載だけど、深みもあるんだ。それにモーガン、アランと共演するチャンスがもらえるなんて、俳優の立場からしてみれば、これ以上素晴らしいことってないだろう?」と、同世代の名優たちと仕事するのが嬉しかったようだ。

仲間に強盗を持ちかけるという役だが、それは決して金儲けのためではないと強調する。「ジョーには最愛の孫娘がいる。彼の娘はシングルマザーで一生懸命働いているが、それだけでは生活できないんだ。ジョーはいろいろな支払いを滞りなく行い、支えてきた。でも銀行が彼の家の担保権を行使しようとしていて、彼らは20日以内に家を出なければならなくなったんだ」と事情を説明。

6度ノミネートされ、うち2度受賞したアカデミー賞をはじめ、数々の賞を手にしてきたマイケル。1992年には英国女王エリザベス2世からCBE勲章を、2000年にはナイト・コマンダー(K.B.E.)を受章し、サーの称号を持つ。そんな彼が愛する家族のために一肌脱ぐというのは、さすがは紳士と言えるのかもしれない。

3人のほかには、アン=マーグレット(『愛の狩人』)、ジョーイ・キング(『FARGO/ファーゴ』)、マット・ディロン(『ドラッグストア・カウボーイ』)、クリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)などが出演。監督はザック・ブラフ(『終わりで始まりの4日間』)、脚本はセオドア・メルフィ(『ヴィンセントが教えてくれたこと』)が担当している。

ウィリー、ジョー、アルの3人は慎ましくも幸せな老後生活を送っていた。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって年金を止められてしまう。彼らはそれまでの生活を取り戻し、愛する家族と仲間との幸せな余生を続けられるよう、銀行のお金を奪うための大胆で危険な賭けに出るが...。

『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)