テニス、マドリード・オープン、男子シングルス決勝。リターンを打つラファエル・ナダル(2017年5月14日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は25日、通算10度目のタイトル獲得を諦めざるを得なかった昨年の全仏オープンテニス(French Open 2016)で痛めた手首について、ほとんど「壊れていた」と明らかにした。

 2016年大会では左手首を痛め、3回戦の前日に試合を棄権したナダルは、続くウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)も欠場した後、リオデジャネイロ五輪で復帰を果たした。

 ナダルはスポーツ専門放送局ユーロスポーツ(Eurosport)に対し、「あれは決断ではなく、責務だった。ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では、手首がほとんど壊れていた」と語った。

「月曜日にはできそうだったことが、金曜日には難しくなっていたんだ。手首が『ノー』と悲鳴を上げるまでは、良く戦っていたし積極的に攻めていた。それから残りのシーズンは、困難な状況になってしまった」

 今季のナダルは、すでにクレーコート大会のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)を制しており、通算10度目の優勝を目指している全仏で優勝候補の筆頭に挙げられている。

 ナダルはまた、今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)で長年のライバルであるロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)にフルセットで敗れたものの、四大大会(グランドスラム)では3年ぶりの決勝進出を果たした。今年の全仏では、そのフェデラーが欠場することになっている。

 通算9勝を誇る全仏で72勝2敗の戦績を残している30歳のナダルは、「フォアハンドがどんどん良くなっている。これからの試合はうまくいきそうだし、現時点であまり多くのアップダウンもない」と話した。
【翻訳編集】AFPBB News