25日、韓国・聯合ニュースが「李在鎔、微笑の意味は?」と題し、贈賄などの罪に問われているサムスン電子副会長・李在鎔被告が、公判出廷のためソウル中央地裁に到着した際の様子を写真で報じた。資料写真。

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2017年5月25日、韓国・聯合ニュースが「李在鎔(イ・ジェヨン)、微笑の意味は?」と題する写真記事を報じた。写真は、贈賄などの罪に問われソウル拘置所に収監されているサムスン電子副会長・李在鎔被告が、18回目の公判出廷のためソウル中央地裁に到着した際の様子を収めたものだ。

写真の中の李被告は「カメラ目線」で、確かに優しいほほ笑みをこちらに向けている。周りを固める職員らが一様に硬い表情で物々しい雰囲気を醸しているのとは対照的だ。そして何より、暗い色のスーツに白ワイシャツという私服ながら手錠と捕縄をかけられた姿に、この微笑はまったく不釣り合いに見える。拘置所に収監され、そして自らが裁かれる場に向かう被告がこのように明るい表情を浮かべた例は日本でもあまりないだろう。

韓国の各メディアもこの点に注目し、「晴れやかな表情で出廷」「法廷に向かう途中でほほ笑み」「取材陣を目にし微笑を浮かべる」といった見出しで同様の写真記事を多数出したが、李被告が逮捕・起訴後に笑顔を見せたのはこれが初めてではない。公判出廷のたびにその姿はメディアにキャッチされ写真や映像で報じられるが、李被告はほぼ毎回、微笑を浮かべているのだ。

そのため冒頭に挙げた「微笑の意味」をうかがおうとする記事が注目され、韓国のネットユーザーらもその意味をあれこれと推測している。記事に寄せられている意見はさまざまだが、「こんな経験は初めてだからおかしくなっちゃったのかも」「不安から出る笑いだろう」「とうとう精神に異常が?」と、李被告の精神状態を懸念する声が目立つようだ。

他には、「拘置所生活が楽しいのかな?でなければ公判が趣味みたいになったとか?」「拘束されてる状態が気楽なのかも」といったものや、「捕まっても金持ちには変わらないからね」「サムスンの株価を見て喜んでるみたいだ」「自分がいなくても金はじゃんじゃん入ってくる身分だ」と、微笑の原因を大財閥トップの「余裕」とみる声も。

また「もともとの顔立ちが笑い顔なんだよ」「前向きな性格だから?」「メンタルが強過ぎるのかも」といった声もあった。(編集/吉金)