美容師が教える!人気の「切りっぱなしボブ」アレンジ法

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気温も上昇し始め、初夏を感じるこの季節は、ヘアスタイルも何かと変化をつけたくなるもの。そんな初夏にぴったりなのが、最近人気の“切りっぱなしボブ”です。文字通り切りっぱなしなのでラフに見せてくれ、簡単にオシャレな雰囲気になれます。

今回は美容師である筆者が、“切りっぱなしボブ”の簡単なスタイリング法を3つご紹介します。

内巻きにすれば、清楚な雰囲気に

画像:板橋充

まずは王道で簡単にできる、ワンカールの内巻きスタイリングをしてみましょう。“切りっぱなしボブ”は毛先が重めなので、内巻きスタイルにも最適です。

画像:板橋充

バックは上、中間、下と髪を3つに分け、サイドも上下に2つに分けて、コテを使って毛先を1.5回転巻いていきます。

画像:板橋充

毛先が内側にくることで切りっぱなし感は薄れますが、それが清楚な雰囲気を叶えてくれます。

 

“なみなみウェーブ”も、自分でつくれる

画像:板橋充

毛先を外ハネのように逆巻きからスタートして、その上を内巻き、そしてまた逆巻きと、交互に全体を巻いていくことで、“なみなみウェーブ”をつくることができます。

さきほどと同じくバックは上、中間、下と髪を3つに分け、サイドも上下に2つに分けて巻いていきましょう。髪が多い方はもう少し細かく分ればよりキレイにウェーブがつくれます。

画像:板橋充

毛先を逆巻きにしたので、その上の部分を内巻きに。

画像:板橋充

さらにその上の部分を逆巻きに。

画像:板橋充

さらにその上の部分を内巻にします。

画像:板橋充

髪の表面になるにしたがって、コテにとる髪の量を薄くしていくときれいに出来上がります。今回は26mmのコテを使用していますが、お好みに合わせて選んで下さいね。

 

切りっぱなしならではの魅力がある“外ハネスタイル”

画像:板橋充

次は切りっぱなしならではの魅力がいきる“外ハネスタイル”です。

画像:板橋充

今回もバックは上、中間、下の3つに、サイドは上下2つに分けて巻いていきます。

画像:板橋充

まず全体の毛先を外にハネるようにストレートアイロンを回しながら通していきます。

画像:板橋充

仕上げとして、表面をつまみながら少しづつ取って根元を起こすように通していきます。

画像:板橋充

このつまむことがポイントで、ほどよい空気感を演出できます。

画像:板橋充

最後にややウェット感の出るワックスなどを揉み込めば完成です。

 

いかがでしたか? “切りっぱなしボブ”はアレンジも色々と楽しむことができるスタイルです。「新しい髪型にしてみたいな」と考えている方は、チャレンジしてみませんか?

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※ 板橋充

【筆者略歴】

板橋 充

CLASICO代表兼ディレクター。講習活動やヘアメイクも数多く手掛け、一般誌・業界誌・WEBへのヘアスタイル記載も多数。メインのサロンワークでは、5秒でするべき髪型がわかるという独自の理論には定評がある。