ニュージーランド北島東部のマヒア半島にある発射場から打ち上げられるロケット・ラボのエレクトロン(2017年5月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】(写真追加)ニュージーランドの航空宇宙企業「ロケット・ラボ(Rocket Lab)」は25日、同社のロケット「エレクトロン(Electron)」の試作機の打ち上げに成功した。各国が名乗りを上げている宇宙開発競争に、ニュージーランドも加わった形となった。

 ロケットは同国北島(North Island)東部マヒア(Mahia)半島にあるロケット・ラボの発射場から打ち上げられた。打ち上げは天候の影響で3日間、延期されていた。

 この打ち上げにより、ニュージーランドはロケットを宇宙へと送り込んだ11番目の国となり、ロケット・ラボはツイッター(Twitter)に「宇宙へと到達した。チームは大喜びだ。詳細は追って」とのメッセージを投稿した。

 ニュージーランドのメディアは今回の打ち上げについて、民間の施設からの打ち上げとしては世界初の成功例だと報じ、小型の人工衛星や貨物を搭載したロケットの打ち上げを目指す民間企業にとって、大きな前進だと伝えた。

 ロケット・ラボは商業用小型衛星の打ち上げに向け、今回を含め3回の打ち上げ試験を予定している。今回打ち上げられたロケットは全長約17メートルで、軌道に到達するまでの2分半の飛行で時速2万7000キロ以上に達したという。
【翻訳編集】AFPBB News