米スタンフォード大学がApple Watchなどのウエアラブル端末について、心拍計や消費カロリー測定といったフィットネストラッカーとしての信頼性の調査を行いました。

Apple Watchが心拍計としての精度はトップ

調査はApple Watch(Apple)、Peak(Basis)、Surge(Fitbit)、Band(Microsoft)、Alpha 2(Mio)、PulseOn(PulseOn)、Gear S2(Samsung)の7製品で行われました。
 
調査では合計60人のボランティア(女性:31人、男性:29人)が端末を着用し、サイクリングやランニングなど、80種目の身体検査に参加しました。被験者の活動を心電図などで同時にモニターし、端末の誤差が測定されました。
 
その結果、心拍数を計測する精度はApple Watchがもっとも高く、エラー率はわずか2%でした。一方、もっとも精度が低かったSamsungのGear S2のエラー率は、研究の許容誤差率である5%を超える6.8%となりました。
 
なお、先日はカリフォルニア大学の研究チームが、Apple Watchが心拍数の異常を97%の精度で検知できたと発表しています。

消費カロリー測定はすべての端末が惨敗

消費カロリー測定では、すべての端末が許容誤差率を大きく超える結果になりました。7製品の中では一番成績の良かったSurgeでもエラー率は27.4%と高く、もっとも精度が低かったPulseOnのエラー率にいたっては92.6%でした。
 
消費カロリー測定について、なぜこれほどまでに誤差が大きくなるのかはわかっていません。しかし、心拍数が手首から直接計測できるのに対して、消費カロリーは主にユーザーの身長や体重、年齢などに基づく複雑なアルゴリズムによって計算されていることが原因の一つかもしれません。
 
ウエアラブル端末が表示する消費カロリーには一喜一憂してしまいがちですが、現在のところは、あくまでも目安として考えておいた方が良さそうです。
 
 
Source:Journal of Personalized Medicine via Appleinsider
(nanakaba.n)