U-20代表エースの小川、左膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の重傷 28日に帰国へ

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GL第3戦のイタリア戦もチームに帯同、全治不明も今季絶望か

 U-20日本代表のFW小川航基(ジュビロ磐田)は24日に行われたU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会グループステージ第2戦で左ひざを負傷し途中交代。

 日本サッカー協会は25日、左膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の重傷と発表した。

 ウルグアイ戦の前半16分、相手DFオリベラをかわそうとした小川だが、不安定な体勢のまま左足で地面に着地して膝を痛め、ピッチ上に昏倒した。今大会開幕戦の南アフリカ戦で同点ゴールを決めていた背番号「9」は苦悶の表情を浮かべて立ち上がることができず、担架で運ばれる際には両手で顔を覆った。

 このアクシデントを受けて日本はFW久保建英(FC東京U-18)がスクランブル出場したものの、前線のターゲットマンを失った影響は大きく0-2で敗戦した。

 試合中に病院へと搬送された小川の診断結果は、左膝前十字靭帯断裂および半月板損傷の重傷であることが判明。28日に帰国となり、27日のグループリーグ第3戦のイタリア戦もチームに帯同する。詳しい診断結果はクラブに戻って以降となるため全治は不明だが、年内絶望の可能性もある。選手の入れ替えは初戦の24時間前までというレギュレーションのため、行われない。

 この世代のエースとして期待されたストライカーの離脱。小川にとって無念の結果となったのはもちろん、10年ぶりに本大会出場を果たした若き日本代表にとっても大きなダメージとなった。

【了】

馬場康平●文 text by Kohei Baba

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi