探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細について、多くは語られないものです。気になるその詳細を美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者は、東京都文京区の古民家に住む、須田千紘さん(36歳・派遣社員)。ナチュラルで自然体な雰囲気で、“セミナーもできるカフェを経営していそう”な感じです。

この日のファッションは、アメリカのクラフトブランドのバッグと手帳、生成素材で高価そうな白Tシャツに、ハイウエストのデニムのバギーパンツを合わせています。頭にはターバンのようにアフリカの布を巻いていましたが、それが千紘さんの雰囲気にしっくりなじんでいました。

私たちを選んでくださったのは、メール対応の細かさだったそうです。最初に依頼のメールをいただいたときに、私は状況や調査の目的だけでなく、最終的にはどういう結論を望んでいるかなど、細かく質問しています。特に千紘さんは初めての浮気疑惑ということで相当、動揺していたことを察し、予算も含めて最初から質問に丁寧に答えました。

「メール、本当にありがとうございました。私達夫婦は、親からも友人たちからも、いつも“仲良しだね”と言われ続けて、実際に2人でデートしたり、食事に行ったりしています。誕生日や記念日にプレゼントも贈り合っていますし……夫に限って浮気などないと思っていました」

パッと見、“おしどり夫婦”でも、実はドロドロという例を、私達はずっと見てきました。例えば、結婚20年間、毎日のようにキスして、手をつないで出かけている夫婦に、それぞれ愛人がいたり……満たされない人は、何をしても満たされないのです。

「浮気に気が付いたのは、半年くらい前です。LINEでの誤爆が来ることが、たびたびあったんですね。私のLINEに“あきな〜愛してる!”とか“さっき会ったのに、もう会いたくなっちゃった”など。夫は酔っぱらうとラブラブなLINEをしてくるのですが、いつもとトーンが違うんです」

決定的だったのは、2人でベッドに入っているときに、横に寝ている夫の画面に“愛してる、チュッ(唇のマーク)”というLINEが入ったこと。

LINEの送り主は、キャバクラの女なのか……?

「これは驚いて、夫を叩き起こして“このLINE、誰?”と聞いたら、最近取引先と行ったキャバクラの子ですべて営業だ、とちょっとムッとしながら言ったんですよね。結婚7年間、夫はほとんど怒ることがないのに、感情を表に出したことがひっかかりました。それで、この人とのトークの履歴を見せてもらおうとしたら、“今日が初めてのLINEだから、他はない”とスマホを取り上げたんですよね」

翌朝、いつもと同じように優しく笑顔の旦那様に戻っていたとか。そして、千紘さんに愛しているよとささやき、千紘さんの好物の、レーズンパンのフレンチトーストを作ってくれたそう。

「でもその日に、夫あてに北海道の会社から郵便が来たんですよ。夫は建築士をしているので、何かの重要書類だと思って中身を見たら、船に乗っている集合写真でした。ツアー旅行の写真という雰囲気で、夫の隣には、明らかにおデブ体型で七福神の布袋様みたいな顔のオバサンが笑っているんです。北海道の会社に電話をして、日付と内容を確認すると、やはり旅行のオプショナルツアーの記念写真で、日付は夫が長野県に出張に行くと言っていた日とカブっていました」

その写真はどうしたのか伺ったところ、夫には写真の存在を伝えず、浮気に気付いていることを隠し、調査をしたほうにメリットがあると判断したそうです。これは非常に賢明な判断です。探偵は対象者が油断しているほうが、証拠をとりやすいのです。

「離婚は絶対にしたくないのですが、相手の女とは別れさせたい。そのための証拠をお願いします」

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

ダイエットや体作りを意図的に行なう男性は、ぽっちゃり体型の女性に惹かれる傾向がある。

ひたすら食べまくる謎の女性を、うっとりと眺める意識高い夫……恋の逃避行の行先は?〜その2〜に続きます。