25日、韓国メディアは、20歳以下の選手で行われるサッカーのFIFAワールドカップ(U20W杯)で、2連勝を飾りベスト16進出を決めた韓国と、1勝1敗で危機に陥っている日本の「決定的な違い」について報じた。資料写真。

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2017年5月25日、韓国・チョイニュースは、20歳以下の選手で行われるサッカーのFIFAワールドカップ(U20W杯)で、2連勝を飾りベスト16進出を決めた韓国と、1勝1敗で危機に陥っている日本の「決定的な違い」について報じた。

韓国と日本はU20W杯に出場し、グループAとグループDでそれぞれ試合を行っている。

開催国の韓国は勢いに乗っている。ギニア(3−0)とアルゼンチン(2−1)を立て続けに撃破し、すでにベスト16進出を決めた。一方、日本の成績は振るわない。24日に行われたウルグアイ戦は0−2で完敗。22日の南アフリカ戦では2−1の劇的な逆転勝利を飾りベスト16への夢を膨らませたものの、24日の無得点での完敗により、27日に行われるイタリア戦の結果とウルグアイ対南アフリカ戦の結果によって脱落もあるピンチに立たされている状況だ。

一見、日韓チームの最大の違いは「ゴール決定力」にあるように見えるが、実は「守備」にあると記事は分析している。特に、堅実なセンターバックの存在の有無が日韓の成績の違いに影響を与えているという。

韓国の中心的な守備選手はチョン・テウクとイ・サンミン。2人はギニア戦では4バックのセンターバックを、アルゼンチン戦ではフラット3の一角を務め、空中戦の強さやストッパー気質を発揮して安定的な守備を見せた。しかし、日本にはこのような安定的なセンターバックがいないと主張している。中山雄太と冨安健洋が主力に定着しているが、韓国ほど確実な守備力は発揮できていないという。記事は、中山と冨安は2人とも“曖昧な”スタイルであり、足が速いわけでもなく、かといってボールの処理能力が確実なわけでもないと指摘。ウルグアイ戦ではロドリゴ・ベンタンクールに何度も後方のスペースを与えただけでなく、無理なビルドアップでボールを奪われてチャンスを与える場面も多く見られ、ゴールキーパーが1人で苦労する形になっていたと説明している。ウルグアイ戦に集まった日本の記者らは口をそろえて「中山と冨安は主にビルドアップをする選手だが圧力に弱い。守備でもストッパーの役割を果たせていない」とし、「守れる韓国の守備選手がうらやましい」と話していたという。

最後に、記事は「サッカーはゴールを入れるスポーツであり、守るだけでは限界がある。しかし、たった1度しかゴールが決められなくても、優れた守備をすれば勝利できるというのもサッカーである。この“守る力”が韓国と日本の決定的な違いだ」と強調している。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「韓国が優勝する姿をしっかり見ておいてね」「結局は守備の堅いチームが最後まで残る」「一蹴りで流れを変えることのできる“韓国のメッシ”イ・スンウの存在が最も大きな違い。アルゼンチンの守備選手らがかかしに見えた」「韓国にはスター選手が2人もいる。そこに強固な守備力まで…。今後のW杯が本当に楽しみ」など韓国サッカーへの期待の声が多く寄せられている。

そのほか「日本は事実上の脱落」「日本と対戦してこてんぱんに倒したかったのに残念」との声や、「昔から日本にはストライカーが不足している」「浮かれ過ぎでは?まだ多くの試合が残っているのに」などと指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)