レバノンの首都ベイルート南部のシャティーラ難民キャンプで、映画の撮影をするシリア難民のモスタファ・アブドラさん(2017年4月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】「3、2、1、アクション!」──シリアから逃れてきた11歳のモスタファ・アブドラ(Mostafa Abdallah)さんは、ミュージカルを演じる子どもたちに指示を飛ばした。アブドラさんはいま、レバノンの首都ベイルート(Beirut)にあるシャティーラ(Shatila)難民キャンプで映画を撮影している。

 このミュージカル映画の撮影は、難民を支援する非営利団体「SB OverSeas」が、レバノンに逃れてきたシリア難民の子どものために実施している難民映画プロジェクトの一環。子どもたち自らが脚本や撮影、演技などを担当して、短編映画を制作している。

 2011年にシリア内戦が勃発してから、シリアの子どもたちはまさに、内戦の残忍さやその後の難民危機の悲惨さを伝える被写体そのものだった。

 しかし、このプロジェクトはカメラの向きを変え、撮影することを含め、子どもたちに自分の物語を作り出すチャンスを与えることを目指している。
【翻訳編集】AFPBB News