英中部マンチェスターの教会で、爆発事件の犠牲者を追悼するため置かれた多くの花束と、メッセージが書かれた風船(2017年5月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英中部マンチェスター(Manchester)で自爆攻撃により22人が死亡、多数が負傷した事件を受け、日々奮闘している地元紙の記者たちに、大西洋(Atlantic)を越えて米ボストン(Boston)の新聞社からピザの差し入れが届いた。

 米紙ボストン・グローブ(Boston Globe)の記者たちがこのささやかなお見舞いを思いついたのは、事件の翌日。同紙地域関係課のエミリー・プロクナル(Emily Procknal)氏によると、「マンチェスター・イブニングニュース(Manchester Evening News)の人たちに、何かしてあげようと決めた」のだという。

 実は、ボストン・グローブの記者たちも2013年4月、ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆破事件の後に米紙シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)からピザの差し入れを受け、つらい気持ちの中で報道を続けることができたという経緯があった。

 米国の記者たちの間ではその後、ピザの差し入れで同業者への気遣いを示す事例が何度か繰り返されている。2015年4月にメリーランド(Maryland)州ボルティモア(Baltimore)で暴動が激化した際や、2016年6月にフロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のナイトクラブで起きた銃撃事件の後も、複数のメディアが地元紙にピザを贈った。

「ありがとう、友人たち」。マンチェスター・イブニングニュースは24日、瞬く間に空になっていくピザの箱の写真を添えてツイッター(Twitter)にこう投稿した。
【翻訳編集】AFPBB News