捜狐体育は24日、サッカーのACL広州恒大−鹿島アントラーズ戦についての日本メディアの報道に、日本のネットユーザーからも批判が寄せられていると報じた。写真は広州恒大のホームスタジアム。

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捜狐体育は24日、サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の広州恒大(中国)−鹿島アントラーズ戦についての日本メディアの報道に、日本のネットユーザーからも批判が寄せられていると報じた。

23日に行われた試合の開始15分、鹿島のFW金森健志が芝に足を取られて負傷し倒れ込んだ。しかし、ボールを保持していた鹿島のFW金崎夢生は、外に蹴り出すことはせず、そのまま攻撃を開始。味方にパスを送ったものの、そのボールがちょうど倒れていた金森に当たる。こぼれ球を拾った広州恒大の選手がカウンターを仕掛けようとすると、金崎は大声でボールを外に出すようにアピール。広州恒大の選手がそれに気付いてボールを外に出すと、金崎は怒りをあらわに相手に詰め寄った。

記事が問題視しているのは、日本のサッカーメディアFootball ZONEの報道。同メディアは、金森が倒れている間に広州恒大の選手が攻撃しようとしたことしか説明しておらず、その前に金崎が味方選手が倒れていることを確認しながら、ボールを外に出さずに攻撃を続けようとしたことには一切触れられていない。

記事はこれについて、「鹿島の選手が味方が負傷したにもかかわらずボールを外に出さなかったことは故意に伝えず、中国選手が相手選手の負傷を無視して、スポーツ精神に反して攻撃しようとしたと強調した」と指摘。確かに、味方選手が倒れていながらプレーを続けたにもかかわらず、自らのミスによって不利な状況になると相手にプレー中断を求めるのは公平性に欠けるし、その過程を詳しく伝えずに広州恒大側に非があるかのように報じるのも問題があるだろう。

ただ、記事は「同メディアのこうした報道に対して、日本のサッカーファンも看過できなくなった」と伝えている。実際、日本のネットユーザーのコメントには「審判が止めないなら相手が止める筋合いはない」「ファールでなければ続けるのは当然」「これに関しては、チャイナを責めたり、鹿島を擁護したりできん」「金森が倒れた時、鹿島のボールだったが、広州に奪われて広州がボールを外に」「動画見てみ。プレーを切るためにボールを外に蹴り出さず、悶絶してるチームメイトの金森に蹴り込んだ張本人が金崎だから」「内容も確認せずに中国たたきが始まるようならヤバいと思ったけど、みんな冷静に判断しているので日本はまだ大丈夫」といったものが並び、ほとんどが金崎に問題があるとの反応を示している。(編集/北田)