世界中の名作に出会う。ショートフィルム映画祭、東京と横浜で開幕

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『ラ・ラ・ランド』が圧倒的有利といわれたものの、『ムーンライト』が作品賞に輝き、今年も波乱含みだった第89回アカデミー賞。映画好きならずとも、世界中から注目される名誉ある映画賞です。そんなアカデミー賞がアジアで唯一公認している映画祭が、実は毎年日本で開催されているのをご存じでしたか?
世界中から集まった珠玉のショートフィルムを堪能
2017年6月1日(木)〜25日(日)、東京と横浜で開催される「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」。

140ヶ国以上から9000本を超える応募のあったショートフィルム(1分から25分程度の短編映画)の中から、厳選した約250作品を上演するアジア最大級の国際映画祭です。本祭では、毎年グランプリ作品が決定しますが、その作品は自動的に次年度のアカデミー賞短編部門ノミネート選考対象になるのがポイント。2016年のグランプリ作品『合唱』は、前述の第89回アカデミー賞で短編映画賞を受賞しています。
特に今年は、EXILE・HIROプロデュースのアーティスト集団「EXILE TRIBE」とタッグを組み、作詞家・小竹正人の世界観を映像化するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS」が見どころ。第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール賞を史上最年少で受賞した河瀬直美監督が、三代目J Soul Brothersの楽曲「Unfair World」を、山田孝之、石井杏奈出演でメガホンをとった『パラレルワールド』ほか、6作品がプレミア上映されます。
河鹹照監督

アンフェアワールドはその歌詞の中に込められた想いに寄り添うと、自ずと映像が浮かんだ。切ない想いは母校の天文観測室へ寄せられ、在学中は立ち入ったことのない空間に足を踏み入れると不思議なことにあの頃が走馬灯のように蘇って来た。果たせなかった夢、止める事のできない刻、それらを映画が繋ぎ止め、やり直すチャンスを与えるものだとしたら......。この世界にくりかえしまみえる太陽と月の光は人間の営みを見守るようにある。時空を行き来することのできるパラレルワールドへ、ようこそ。
河鹹照(映画監督)

『パラレルワールド』シーン画像(C)2017 CINEMA FIGHTERS
ほかに、俳優のユアン・マクレガーがナレーションを務める、環境破壊をテーマにしたアニメーション『今、見えるもの』をはじめとした8作品がそろった「地球を救え! プログラム supported by リンレイ」など、興味深いラインナップが目白押しです。
質の高いショートフィルム作品が世界中から集う映画祭。この機会に、ぜひいろいろな会場に足を運んで、短編に込められた想いや情熱に触れてみてください。

[ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2017]
期間:2017年6月1日(木)〜年6月25日(日)会場:東京・横浜※会場、上映作品、上映時間など詳細は公式サイトをご確認ください。