中国の団体ツアーが東南アジアでブラックガイドの餌食になっている。写真は南京空港の中国人観光客。

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2017年5月22日、澎湃新聞によると、中国の団体ツアーが東南アジアでブラックガイドの餌食になっている。

タイやベトナムでは最近、中国からの団体ツアー客がブラックガイドの被害に遭うケースが増加している。5月1日前後の労働節(メーデー)連休中にタイを訪れた内モンゴル自治区からのツアー客22人は、約9000バーツ(約3万円)の買い物を強要されたが断ったところ、女性ガイドに道端に置き去りにされたという。

ベトナムでは買い物を断った中国人客が、エアコンが切られて締め切りのバスに閉じ込められる被害も。暑さのあまり外に出て、店に入るほかない事態に陥ったという。これらの店では「免税店」をうたっているものの、商品の価格は市価の数倍に設定されている。ブラックガイドは団体客を強制的に店内に誘導し、買い物を強要するという。

一方、タイやベトナム政府は自国民以外によるガイド行為を禁じている。タイの警察当局はこのほど、バンコク市内のホテルで研修中のガイド138人の身柄を拘束した。うち78人は外国人で、観光ビザや留学ビザで滞在していた。中国では「海外で働ける」ことを売りにしたガイド募集も相次いでおり、ブラックガイド自身も悪徳業者にだまされているケースもありそうだ。(翻訳・編集/大宮)