23日、中国で胎盤の闇売買が横行している。当局者がグルになっているという。資料写真。

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2017年5月23日、新京報によると、中国で胎盤の闇売買が横行している。当局者がグルになっているという。

中国では人の胎盤を闇で売買し、カプセルとして販売するビジネスが拡大している。1人分の胎盤はカプセルになると800〜1000元(約1万3000〜1万6000円)の高値で売れ、闇組織はうち数百元を利益として懐に入れるという。

北京市衛生計画委員会はこのほど、市内の産婦人科医院など医療機関で調査を開始。胎盤の闇取引が確認された場合は厳重に処罰すると発表した。

一方、記者が調べたところ、北京市内の産婦人科医院で受付として勤務する人物が胎盤を売っているとの情報を確認。この人物は名刺を見せながら「長くこの病院で働いている。安全性は保証する」と強調した。さらに、「胎盤をカプセルに加工している」という女性2人に接触。女性らは自宅でカプセルを作っているというが、特に消毒などの措置はとっていないとした。

中国医学では胎盤の薬効がうたわれている。しかし、中国当局は医療機関に対し、「医療廃棄物条例」に基づく適切な処理を指示している。産婦人科医の1人は「廃棄物を有効利用する側面もあるが、安全面でのリスクは避けがたい」と話している。(翻訳・編集/大宮)