23日、韓国・世界日報によると、高度経済成長のさなか、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)で展示された人用の洗濯機が韓国で話題になっている。資料写真。

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2017年5月23日、韓国・世界日報によると、高度経済成長のさなか、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)で展示された人用の洗濯機が韓国で話題になっている。

大阪万博の「サンヨー館」で展示された全自動人間洗濯機「ウルトラソニック・バス」は、内部に設置された椅子に座ってボタンを押すと、下に付いた羽が回転し気泡が発生、体の汚れを落とし、突起の付いたボールがマッサージをしてくれるというもの。乾燥機能もあり、約15分間座っているだけで、体洗いから乾燥までが終わる。

三洋電機の創業者・故井植歳男氏の発想から生まれたというこのウルトラソニック・バスは、万博終了後、サウナ施設などに10台ほど売れたが、その後姿を消してしまったという。そのシステムは現在、病院や老人福祉施設などで使われる特殊浴槽の基本技術に生かされているそうだ。

姿を消したと思われた人間洗濯機だが、日本メディアの報道によると、京都の銭湯にあるという。その名も「人間洗濯器」。形も仕組みもウルトラソニック・バスとは異なるが、直径約1メートルの円形の浴槽があり、中のお湯が洗濯機のように回転する仕組みだ。

この話題を受け、韓国のネットユーザーからは「いいね」「福祉施設で使う特殊浴槽の基本技術になったとはすごい。本来、新技術とはこういうものを言う」「無重力の宇宙で使うのに良さそう」「いい製品ばかり姿を消してしまうのが残念」など、全自動人間洗濯機とそのアイデアに称賛の声が寄せられた。

また、「さすが日本だね。オリジナリティーがある」「日本人のこういう奇抜な考え方を学ぶべき」「日本を軽視することがまるで正しいかのように勘違いしている人たちがこの国の未来を台無しにする」など日本に関連した意見も。そして「オリジナリティーがあり過ぎて売れないというのも、日本製品の特徴の一つ」との声もあった。(翻訳・編集/三田)