クリステン・スチュワート(Kristen Stewart) photo : Getty Images

映画『カフェ・ソサエティ』や『パーソナル・ショッパー』と主演作が続々と公開され、絶好調のクリステン・スチュワート。監督デビュー作についてインタビューで語った。

女優として活躍しつつ、短編映画『Come Swim(原題)』ですでに監督も体験ずみのクリステン・スチュワート。これから公開されるこの短編映画について、新聞「ガーディアン」のインタビューで語った。

「もっと才能がある素晴らしい人でも、短編映画を作るのに私が与えられたような額の予算をもらえない」と、自分がとても恵まれていると強調したクリステン。「この作品は8日間で撮った。とても落ち着いて安心してできた」と自信を感じさせる発言も!

ハリウッドで活躍している女性監督が少ないことはしばしば問題視されている。2016年のハリウッドの映画主要作品250作のうち、女性監督によるものはなんと7%だけ! クリステン曰く「私がこれまで仕事をしてきた、最高の女性監督たちは強迫観念に取りつかれていた。いい仕事をする女性のアーティストたちは何かに邪魔されないようにすることに集中している。そのような状況を変えるために声を上げなくてはいけないから、これについて語るのは難しい。でも同時に『ただ挑戦してみるのみ!』って感じでもあるの」。

ちなみにクリステン、「監督することを目的にしたくないから」急いで次の作品を作るつもりはないとも。仕事でもプライベートでも常に筋の通ったところを見せてくれるクリステン。今後の活躍が楽しみ!

text : Yoko Nagasaka