日本を旅行で訪れる中国人が増えていることで、中国人の日本への理解は深まってきているとはいえ、まだまだ中国では日本に対する誤解や偏見は多い。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本に住む中国人による「日本の真の姿」を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を旅行で訪れる中国人が増えていることで、中国人の日本への理解は深まってきているとはいえ、まだまだ中国では日本に対する誤解や偏見は多い。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本に留学している中国人による「日本の真の姿」を紹介する記事を掲載した。

 この中国人筆者によると、中国では「日本経済はもう駄目だ」という誤解があるという。中国では、今の日本経済を「失われた20年」と表現し、世界からすっかり取り残されたかのように伝えているが、それは大きな間違いだと指摘。バブル時代と比較すれば見劣りするとはいえ、今でも高い実力を有していると論じた。

 日本経済の実力を示す事例の1つが「製造業の強さ」だ。自動車メーカーや家電、電子メーカーの技術力、品質はともに非常に高く、「メード・イン・ジャパンはブランド、技術力、高品質の代名詞だ」と指摘。2つ目は「金融面での実力」だ。日本は今でも世界最大の債権国だからだという。

 3つ目は、「技術的な優位性」だ。電子、機械、ナノ技術、エネルギー、エコなどの分野で多くの特許を保有していて、高い技術力を保持しているとした。4つ目は「現代化されたインフラ」で、特に交通インフラがよく整備されていると指摘した。

 5つ目は、「環境保護」だ。自然災害が多いものの、日本人の環境保護意識は非常に高いと評価した。6つ目は、「世界で最も秩序正しいこと」。交通面でもルールを守るため秩序がよく保たれているという。7つ目は、「国民の民度が高いこと」だ。これは大学卒業者が多いことと関係していると分析した。

 このように、日本は製造業、教育、科学技術、環境保護、旅行業など各方面いずれも魅力的で、中国の目指すべき姿だと称賛した。他にも、日本は男性社会で女性の地位は低いと言われていることについて、「男性社会なのは間違いない」としつつも、日本人女性は決して「弱いわけではない」と分析。中国人女性と違って、女性として生きる喜びを強く感じていて、また、芯が強いと高く評価した。

 この中国人の筆者は自身の経験を通じて知った日本への正しい認識を紹介しているが、このような記事が中国で広く読まれることで、日本に対する誤解や偏見が少しでもなくなることを願いたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)