柏レイソルのGK中村航輔【写真:Getty Images】

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GK:ぜひとも推薦したい柏の守護神

 6月7日の親善試合シリア戦を経て、6月13日にロシアW杯アジア最終予選のイラク戦を迎える日本代表。そのメンバーは5月25日に発表されるが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどんな選手たちを選ぶのか。フットボールチャンネル編集部では、これまでの戦いぶりや、最近の活躍ぶりから招集すべき選手たちを選出。なお、ハリルホジッチ監督はベンチ入りできる23人よりも多くの選手を招集する傾向があるため、今回は25人の選手をピックアップしている。

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GK:3人
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(G大阪)
中村航輔(柏)

 GKはお馴染みの顔ぶれが並ぶと思われるが、中村航輔を推したい。所属する柏レイソルで圧巻のパフォーマンスを披露しており、チームもリーグ戦6連勝を達成するなど絶好調。この6試合でわずか2失点と堅守が光るが、中村のビッグセーブに依るところが大きい。第12節・ジュビロ磐田戦では3本の大ピンチを防ぎ、チームに流れを引き寄せている。

 川島永嗣も腐らず努力をし続けた甲斐もあって、メスで出場機会を掴んだ。また東口順昭も安定感のあるプレーでチームを落ち着かせることができる。それぞれにキャラクターは異なるが、最後尾からハリルジャパンを盛り立てるはずだ。

DF:清水で躍動する左サイドバックが放つ魅力

DF:8人
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
森重真人(FC東京)
槙野智章(浦和)
昌子源(鹿島)
長友佑都(インテル/イタリア)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルク/ドイツ)
松原后(清水)

 吉田麻也や森重真人のCBコンビ、酒井高徳、酒井宏樹、長友佑都らSB陣はハリルジャパンに欠かせない面々と言える。

 昌子源は鹿島アントラーズを支えており、代表クラスの実力を備える。クラブは好調とは言えないが、メンバーには加えておきたい。

 SBの序列はそう簡単に変わらないだろうか、松原后はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の手元に置いてみてもらいたい選手だ。生粋のレフティーのため両サイドができるわけではなく、守備は向上の余地が残るが、それでも代表で通用する部分はあるはずだ。

MF:まさかのトップ下コンバートを経て蘇ったあの選手。新たなオプションになるか

MF:7人
高萩洋次郎(FC東京)
山口蛍(C大阪)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
倉田秋(G大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(C大阪)
山村和也(C大阪)

 ボランチの人選は注目ポイントだろう。キャプテンの長谷部誠は3月に右ひざを手術し、現在はリハビリ中だ。そして、UAE戦で活躍を見せた今野泰幸も左第5趾基節骨骨折で戦線離脱している。そのため、今シリーズは山口蛍と誰が組むのかが焦点となりそうだ。

 FC東京の高萩洋次郎は、海外での経験を経て強さを増し、国際レベルのボランチとして十分通用する。加えて攻撃的センスも健在で、他の選手ては違った色を見せてくれるだろう。また小林祐希もヘーレンフェーンでポジションを掴み、ヨーロッパ挑戦1年目で存在感を示した。

 トップ下は清武弘嗣、香川真司、倉田秋で争うことになるだろう。清武はけがから復帰し、得点も記録するなど調子を上げてきている。香川にしても自身のコンディションは悪くなはず。またガンバ大阪の倉田は攻守に躍動し、チームを牽引しており、ボランチでも起用可能だろう。

 さらに清武と同僚の山村和也もユン・ジョンファン監督のもと、トップ下という新境地で躍動。ボランチやCBもこなせるため、戦術的なオプションになるかもしれない。

FW:バルサから2ゴール! ここであの選手を呼ばない手はない

FW7人
本田圭佑(ミラン/イタリア)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
乾貴士(エイバル/スペイン)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)

 今シーズン限りでのミラン退団を発表している本田圭佑は“ラストマッチ”で美しい直接FKを決め、ロッソネロでのキャリアをハッピーエンドで終えた。全盛期のパフォーマンスからは遠ざかっているが、日本代表にとって重要な選手であることにも変わりない。

 原口元気はヘルタ・ベルリンでの出場機会が減っており、コンディションが心配される。だが、ハリルホジッチ監督の秘蔵っ子であり、そのハードワークは貴重な武器。招集はされるのではないか。とはいえ、乾貴士はバルセロナからゴールを奪い、リーガエスパニョーラで結果を残している。招集を受けてアピールできれば、序列をひっくり返すチャンスだろう。

 大迫勇也は安定したポストプレー、久保裕也はサイドで深みを作れることから現在の日本代表でファーストチョイス。彼らを外すことは考えにくい。

text by 編集部