榮倉奈々&安田顕W主演で“あの投稿”映画化

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女優の榮倉奈々(29歳)と俳優の安田顕(43歳)が、Yahoo!知恵袋への投稿から始まった伝説のコミックエッセイ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の実写映画化作品でダブル主演を務めることが決定した。2018年春に公開を予定している。

同作は2010年、Yahoo!知恵袋に投稿されたある質問がきっかけで大きなムーブメントになった作品。投稿はたちまち話題を呼び、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表すると、そのミュージック動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、200万回以上の再生を記録した。これに刺激を受けたネット上の一般クリエイターたちが数多の自作の派生動画を投稿し、一大ブームに。

さらに翌年にはコミックエッセイ化もされ、これまで第3巻まで発売、発行部数は累計15万部を超えている。

今回の映画化では、榮倉を不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえ役、安田を超フツーで冷静なちえの夫・じゅん役に起用。共演には小出恵介、元宝塚の野々すみ花らが名を連ねる。そして、メガホンを執るのは「デトロイト・メタル・シティ」などで知られるコメディの鬼才・李闘士男監督だ。

本作のストーリーや出演者のコメントは次の通り。

☆あらすじ

サラリーマンのじゅんが仕事に疲れて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を出して倒れていた!
慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。
「ククク……」と倒れていたちえが笑う。「驚きましたか??」ちえは死んだふりをしていただけだったのだ。
ホッとして理由を問うも、からかうように笑うだけのちえ。
それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。
ある時はワニに喰われて。ある時は銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。
次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」。
最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。
寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。
結婚3年目の夫婦の独特なコミュニケーションを描く、一風変わったハートフル・ラブコメディ。

☆Yahoo!知恵袋に投稿された質問
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1243817632

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
どういうことなのでしょうか?
家に帰り玄関を開けると妻が倒れていました。
最初は驚きましたが毎日やるので
ほら起きてと流すようになりました。
すると翌日は口から血を流しており、
1週間後は白いTシャツが血まみれだったり

最近ではネタがなくなったのか?
または煮詰まりすぎて思考が狂ってきたのか?
頭に弓矢が突き抜けていたり、
ビニール袋を被っていたり(息してるので思いっきり袋が伸縮している)
昨日は軍服を着て銃を抱えたまま名誉の戦死を遂げていました。

もちろん妻の横を素通りしています。

妻はどうして欲しいのか?
そしてこの先どこに行きたいのか?
全く分かりません。誰か教えてください。

この間など頭に弓矢が貫通したまま
夕飯を作っていました。

☆榮倉奈々 コメント

最初にお話しをいただいた時の第一印象は正直なところ、変わったタイトルだなぁ…、
このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした。
演じさせてもらったちえさんは、独特な言葉を使い、独特な表現をする人で、
見る人によっては不器用と取れるかもしれません。
しかし、夫・じゅんさんとの関係性を見ていると、しっかりと自分の哲学を持ってるように思います。
夫婦という親密な関係だからこそ見えてくる、人となりを表現できたら、
観ている方にも共感していただける感情が散りばめられているのではと思いました。
夫婦を題材にした作品は初めてで、2人の生活空間(セット)での撮影は少し照れくさくもありました。
安田さんとは3度目の共演となりますが、夫婦のように近い関係性は初めてだったのでやはり照れくさかったです。
李監督は、監督自身が毎日楽しそうで、現場のみんなが気持ちよく過ごせる環境を作ってくださいました。
ある夫婦の一風変わったコミュニケーションが優しく描かれている映画になってます。
なんでもない日常の中で起こるささやかな出来事で感情が揺さぶられる。
現実世界に生きる私たちがリアルに感じ、見ている景色をスクリーンでも感じていただけると思います。

☆安田顕 コメント

出演が決定した時は、とにかく懸命に取り組もうと思いました。
この作品をきっかけに「夫婦」について、いい意味であらためて思うこともあり、
具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけると嬉しいです。
榮倉さんとは、榮倉さんが二十歳の頃、はじめてドラマでご一緒したことがありました。
今回久々に現場でお会いできて、嬉しかったです。
また李監督は現場のスタッフさんからの信頼が厚く、人望のある方だと感じています。
本作で私はちえの夫・じゅんを演じましたが、監督のイメージに沿えるよう、取り組ませていただきました。
原作の空気感とは違う監督の世界観、そして榮倉さんの七変化を映画館で堪能していただけたら幸いです。

☆原作者のK.Kajunskyさんコメント

この度実写化の話を聞き、自身も映画ファンとして実際に映画にわずかでも携われることがとても嬉しいです。
こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。
こんなことになるなら、あんな適当なHNではなくきちんとしたペンネームを名乗っていればよかったと思いました。
榮倉奈々さんはとてもチャーミングな方で健康美というイメージで、どんなちえさんになるのかとても楽しみです。
安田顕さんはTEAM NACSからのファンなのでとても嬉しく思いますが、私自身が安田さんほどイケメンではないので少々心苦しいです。
一つの投稿から始まり、映画として2時間ほどの話になるとどんな展開になるのかとても楽しみです。
我が家であった出来事がスクリーンで映し出されるのかと思うと少し恥ずかしい気持ちもありますが、
鑑賞させていただく時は第三者の目で楽しもうと思っています。
そして妻は直視できるのか心配です。

☆李闘士男監督 コメント

「女性」っていうのは僕にとっては“謎”の塊。
何を考えてるんだか、いつもよく分からない。
そんな理解できない謎の代表格が、「奥さん」「妻」たち。
その「妻」たちの真っ昼間の闇に紛れた「謎」に迫ってみたくて、映画化をやってしまいました。
榮倉さんは天才。ほんと天才女優でした。なんでもすぐにやれちゃうから。悔しかったです。
安田さんは、狂気と小心者の間をいったりきたりで、なかなかの怪演ぶりでした。
どこの家庭にでもある「家の大奥」に迫ってみました。
江戸城だけじゃなく、家にも大奥ってのはあるんですね。
みなさん、「家の大奥」のミステリーを覗いてみませんか?

☆プロデューサー 宮前泰志(カラーバード)コメント

自分が結婚をするときに、この原作と出会いました。
死んだふりは単なる奥さんの悪ふざけだけでなく、このテーマを掘り下げることで夫婦円満の秘訣が見えてくるんじゃないかと思い、映画制作に取りかかりました。
李監督はコメディからヒューマンドラマまで幅広い演出で定評がありますが、登場人物を生き生きと描く腕はピカイチです。
榮倉奈々さんは、自然と役に入っていくのが素晴らしい女優さんだと思います。
「死んだふりをする妻」という一見突拍子もない役にも溶け込むと確信してオファーしました。
実際に準備段階から死んだふりにも研究熱心に取り組んでくれ、クランクインのときには、ちえさんになりきっていました。
不思議な行動を繰り返しながらも、しっかりとした芯がある繊細な役を見事に演じきって頂けたと思っています。
安田顕さんは、非常に個性的で、大人の色気のある俳優さんだと思います。
安田さんはこれまで人を翻弄する役が多いと思いますが、今作では妻に翻弄される夫を演じる中で、安田さんの新たな魅力がみれるのではないかと思い、オファーしました。
普段とはまた違う印象の安田さんを、ご覧いただけるかと思います。
本編には多くの夫婦がでてきます。
様々な夫婦と触れ合う中でお互いの形を見つけていくお話です。
是非劇場で楽しんでいただければと思います。