イライラせず、男女間のすれ違いを効果的に解消するコツ

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人との関係がぎくしゃくしたときに使われる言葉、「すれ違い」。 もともとの意味を調べると、「ふれあうほど近くを反対方向に通りすぎること」とあります。 すれ違いは家族やパートナー、職場の同僚など、距離が近い間柄だからこそ起こるのでしょう。
なぜ男女はすれ違う?
心理カウンセラーの五百田達成さんの著書『察しない男 説明しない女』には、そんな親しい人間関係にこそ起こる「すれ違い」が、どのような心理がもとになって生まれているのか、イラストとともにわかりやすく説明されています。
本のタイトルだけみるとステレオタイプな男女の違いを説明しているように思えますが、これは実際の性別でわけているのではありません。コミュニケーション上のカテゴリーとして「男性的な考え方や伝え方」をする人を「男」、「女性的な考え方や伝え方」をする人を「女」にわけており、チェックシートで自分がどちらのタイプに当てはまるのかわかるようになっています。
「察しない男 説明しない女」にあげられている「すれ違い」の例をいくつか紹介してみます。
ポイントはタスクのこなし方
まず本のタイトルにもなっている「男は察しない、女は説明しない」という項目について。女性は相手の感情を察するのが得意なため、言葉でわざわざ自分の気持ちを説明しなくても相手にわかってもらえると思いがちです。そのため男性から的はずれな対応をされると、「なんで空気が読めないの?」とイライラしてしまうのだそう。
仕事面での例をあげると、タスクのこなし方に違いがあります。男性はひとつのことを集中して片づける「モノタスク」タイプ。一方で女性はあらゆることを同時並行で行う「マルチタスク」タイプ。これは感情を司る右脳と論理を司る左脳 の連結部分、脳梁(のうりょう)の太さの違いによるものだそう。
家庭でも、女性は洗たく、料理、そうじ、会話などを同時並行でおこなうことができますが、状況を察することが苦手な男性ははっきりとしたタスクを与えられないと手を出すことができません。女性は男性に「何もやってくれない」「気がきかない」とイライラする事があるかもしれませんが、男性としては「言ってくれればやるのに」と思っているのでしょう。
すれ違いは、親しいからこそ相手が自分と同じ感覚でものを考えているという思いこみからくるものです。イライラする前に一呼吸おいて、相手の立場にたって伝えかたを工夫できると上手なコミュニケーションができそうですね。
[『察しない男 説明しない女』]
image via Shutterstock