オーダーメイドが欲しいけれど、どこに頼んだらいいのかわからないという注文者と、お客探しに困っている縫製職人をマッチングするサイト「nutte」は、サービス開始から2年で、2万3000名ものユーザーが集まる人気サイトに成長した

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めっきり街で見かけることが少なくなった仕立て屋。縫製職人は年収200万円を切る人が大半で、食べていくことが難しいのだ。そんななか、ネットで職人と注文者をマッチングするサイトが人気を集めている。

ネット経由でオーダーメイド!
プロ職人と注文者をつなぐサイト

 素敵なシャツを見つけて試着してみたら、どうもサイズが合わない。腕の丈が少し短い、肩幅が窮屈……。せっかく気にいったデザインなのに、サイズが合わずに涙をのんだ。こんな経験はないだろうか。世の中には大量に洋服が流通していても、自分の身体にぴったりフィットするものは案外見つけにくかったりする。

 自分にジャストフィットした洋服を着たければ、オーダーメイドするのが早いのだが、町のテーラー(仕立て屋)が少なくなった今では、気軽に注文服を作るのは難しい。

 そんな時代を反映してか、ネット経由でオーダー服を作るサービスが人気を呼んでいる。「nutte(ヌッテ)」は、プロの縫製職人とユーザーを結ぶマッチングサイト。1点から思い通りの服をプロに作ってもらうことができる。婦人服、紳士服、子ども服から和服、舞台衣裳、下着、ペットウエア、バッグ、小物類までどんなジャンルでも製作が可能だ。

 オーダーメイドといっても高価なものばかりではない。たとえば、お祖母さんが着ていた半纏(はんてん)を使って、お孫さんのために普段着を作ったケース。注文した方は、大切な形見の品だけに失敗を恐れて自分ではハサミを入れられず、職人さんに頼んだそうだ。おかげで、プロにデザインを任せることができ、可愛い日常着になって大満足したという。

 また、市販品ではカバーできない注文例も多い。からだの不自由なお子さんが入学式に着る洋服とか、背中が曲がったお年寄りが、孫の結婚式に出席するための晴れ着など、一般のテーラーでは難しい注文も可能だ。

 もちろん、おしゃれが目的の注文も多い。「気に入った布地を見つけたのでワンピースを作ってほしい」「フィギュアスケート用の衣裳をお願いしたい」「ウエディングドレスを作製してほしい」。オーダーの内容は多種多彩である。

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