中田英、キャプテン翼の必殺技は全部できると思っていた!ハリルらと語らい

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24日、ウブロは表参道ヒルズ スペース オーにて「ウブロ ポップアップブティック表参道」期間限定オープン記念イベントを開催した。

同イベントでは、ウブロ アジアパシフィック リージョナル ディレクターの坂井実和氏のほか、元日本代表MF中田英寿氏、ウブロ・アンバサダーでもある日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督、そして途中からは漫画家の高橋陽一先生が登壇しワールドカップ優勝トロフィーと共に熱いトークセッションを繰り広げた。

中田氏は「これだけワールドカップの優勝トロフィーを近くで見るのは初めての経験。ここにはあるのだけれど、優勝したチームの選手、監督しか触れることができないというルールがあるので、僕はこの先触れる機会はないと思います。これからの日本代表の選手にはそれだけ可能性があるので、羨ましいなぁと思います」と語りエールを送った。

「キャプテン翼がなかったら自分のサッカー人生はなかった」と語った中田氏、司会のハリー杉山氏に1998-99シーズンのピアチェンツァ戦でオーバーヘッドを決めたことなどを問われると、子供の頃に砂場でキャプテン翼の真似をしてオーバーヘッドを試し続けていたからそうしたプレーができるようになった、と明かした。

ちなみに、「(子供なので)キャプテン翼で描かれていることは全部できるだろうと思っていた」とのことで、立花兄弟のスカイラブハリケーンにも挑戦したという。「下になる人は必ず背中を痛める」といったエピソードや「ゴールポストによじ登る」際にはスパイクでは引っ掛かりが悪く難しかったなど名シーンの再現に挑戦していた過去を次々と明かし、普段のクールな姿とは違うサッカー選手中田の原点を回想してくれた。

優勝トロフィーを前にしたハリルホジッチ監督は就任直後に日本代表選手に語った言葉を思い出したといい「前回のブラジルワールドカップでの失望が君たちを覆っているぞ。ワールドカップにもう1回行くのであれば、もっと幸運をつかみながら、前を向いていくぞ」と打ちひしがれている選手・スタッフを鼓舞したという。

また、以下のように熱弁を奮った。

ヴァイッド・ハリルホジッチ
(日本代表監督)

「私はワールドカップでは選手として中田選手と同じ経験をしました。ワールドカップで負けた悲しさが、人生で離れないんですね。だから、私は選手にこう言います。ワールドカップ本大会にでたことが大きな一歩なんだ、と」

「代表監督としても忘れ難い経験になります。ただ私の人生では一度も手にしたことはありません。日本代表で大きな仕事をして手にしたいと思っています。まずは、まだアジア最終予選を突破していないので、本大会に出ることが目標ですね」

「(アルジェリアでは)本当に美しい成功をしたと思っています。勝利した後皆さん喜んでくれました。空港で200万人、300万人という国民が喜びをもって我々を待っていてくれました。そういった経験があるので、ロシアワールドカップの時にも日本国民がそういう気持ちになるように努力したいと思います。それが、私の日本代表監督としての目的です」

また、土曜日以降合宿に入り「強いチーム」と警戒するシリアと親善試合を戦いその後にテヘランへ向かうといったこの先の道程を説明した。

高橋陽一先生も「主人公の大空翼君の目標は日本代表がワールドカップの優勝トロフィーをあげること。物語もそれを目指して書いているところです」とその重みを話した。また、サイン入り色紙をハリルホジッチ監督にプレゼントした。

中田氏はパルマ時代のチャンピオンズリーグ予備選プレーオフでリールと対戦。その指揮官はハリルホジッチだった。アルゼンチン人MFフェルナンド・ダミーコにトップ下の中田氏をマンマークをさせるといった戦術が功を奏しリールが本大会へ進出。この時はハリルホジッチ監督に軍配が上がっている。あれから15年、ワールドカップ優勝トロフィーの下でこうした再会が行われるとは、サッカー界とは面白いものである。