24日、中国のポータルサイト・今日頭条は台湾にある故宮博物院の展示ケースにハエの死骸が落ちていたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は故宮博物院。

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2017年5月24日、中国のポータルサイト・今日頭条は台湾にある故宮博物院の展示ケースにハエの死骸が落ちていたと伝えた。

台北市にある故宮博物院では、最近おかしな事件が2件立て続けに発生した。一つは、中国歴代銅器展の展示ケースが突然、自然に開いてしまったことだ。幸い、窃盗などの被害はなかったものの、台湾世論からは「故宮のネジが緩んでいる」など批判の声が出たと紹介した。

もう一つは、世界に19個しかなく、そのうち6個を台湾の故宮博物院が所蔵している「闘彩鶏缸杯」(通称チキンカップ)を展示していた展示ケースの中に、ハエの死骸が落ちていたことだ。闘彩鶏缸杯の一つは最近、中国の実業家が香港でのオークションで、2億8124万香港ドル(約40億円)で落札しており、非常に価値が高い。

この展示ケースは本来、風を通さないよう密封されているはずで、「ハエ1匹入れない」と言われていたものの、本当にハエが1匹どこからか入って死んだようである。

ハエの侵入経路は不明だが、記事は「故宮博物院のネジが緩んでいるのか?まさか描かれた鶏が本物そっくりなので驚いてハエが死んでしまったのか?」と皮肉を込めて紹介。いずれにしても、死んだハエがこんなにも貴重な展示物のそばに落ちていることは恥ずかしいことだと結んだ。

これに対し、中国のネットユーザーから「偽物と取り換えられたな。ハエがその証拠だ」「ハエの死体は、杯がすでに偽物とすり替わっていることを示している」との意見が寄せられた。

また、「40億円の宝物を見守って餓死してしまったのか」「これは世界でも最も貴重な遺体だな。副葬品が40億円なのだから」などのコメントもあった。(翻訳・編集/山中)