脱税容疑のメッシ、最高裁への上告棄却で21カ月の懲役刑が確定! 父親ホルヘは15カ月の懲役刑

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▽スペイン最高裁判所は24日、脱税の疑いがかけられているバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(29)と、実父のホルヘ氏の上告を棄却し、それぞれ21カ月と15カ月の懲役刑が確定した。スペイン『エル・コンフィデンシアル』など複数メディアが伝えている。

▽メッシは、2007年から2009年の間に得た肖像権の収入に関して、410万ユーロ(約5億1000万円)の脱税を働いた疑いで21カ月の懲役刑と、200万ユーロ(約2億5000万円)の罰金刑を求刑されていた。また、父親のホルヘ氏には同じ期間の懲役刑と170万ユーロ(約2億1000万円)の罰金刑が科されていた。

▽その後、最高裁に上告を行ったメッシとホルヘ氏だったが、罰金の金額がそれぞれ130万ユーロ(約1億6000万円)に減額されたものの、メッシの21カ月の懲役刑は確定。その一方で、過去に自主的に500万ユーロ(約6億3000万円)を納税していたホルヘ氏は、21カ月から15カ月に減刑されることになった。

▽なお、メッシと父親の判決は確定したものの、スペインの司法制度では、通常2年以下の懲役刑には執行猶予が付いており、収監は免れることになる。