日本、試合巧者のウルグアイに力負け…イタリアとの16強懸けた最終節へ《U-20W杯》

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▽U-20日本代表は24日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)グループD第2戦のU-20ウルグアイ代表戦に臨み、0-2で敗れた。

▽5大会ぶり出場となるアジア王者の日本は、21日に行われたU-20南アフリカ代表との初戦で苦しみながらも逆転勝利。今節は、U-20イタリア代表との好ゲームを制した南米王者のウルグアイと対峙する。そのウルグアイ戦に向けては、初戦から先発3名を変更。ダブルボランチに原と市丸が並び、藤谷を右サイドバックに起用された。

▽注目の立ち上がり、初戦に続きフラットな[4-4-2]のシステムを継続した日本は自陣にブロックを敷き、慎重な入りでスタート。キックオフ直後から推進力を強めたウルグアイに押し込まれる展開となる。それでも、8分に左サイドからのグラウンダークロスに小川が飛び込む決定的な場面を作るなど、日本が徐々にペースを握り返していく。

▽ところが、11分には、自陣低い位置で組み立てに関与した冨安がクルスの鋭いプレッシャーを受けてボールロスト。そのままクルスにボールをボックス内に持ち運ばれてフリーでシュートを許してしまう。しかし、クルスのシュートはゴール左外。相手のミスにも助けられた日本がピンチを免れる。

▽胸を撫で下ろした日本だったが、16分にオリベラを交わそうとした小川が着地時に左足を痛めてピッチに昏倒。プレー続行が不可能となり、ジョーカーとしてベンチに待機していた久保のスクランブル起用を余儀なくされてしまう。すると、一時掴みかけていた流れは再びウルグアイに。我慢の戦いを強いられる。

▽1点ビハインドで試合を折り返した日本は、55分に同点機。相手のミスを見逃さなかった市丸がバイタルエリアでボールを拾い、GKのポジショニングを確認してループシュートを放つ。GKが手で掻き出したボールを久保が頭で押し込みにかかるが、これを枠に飛ばすことができない。

▽さらに、58分には久保の個人技から決定機。ドリブルでボックス左に持ち込んだ久保が左足でシュートを放つと、GKに弾かれたボールに反応した堂安が頭でプッシュする。しかし、コースが甘くなったボールは相手選手のクリアに遭い、日本が同点のチャンスを不意にしてしまう。

▽その後も、久保のチャンスメークから岩崎のシュートでゴールに迫った日本。攻撃面でトーンダウンしたウルグアイを尻目に攻勢を強めていくが、最後のところで相手の守備網に引っかかり、ゴールが遠い。85分にはバイタルエリア右の位置で得たFKから堂安が直接ゴールを狙うが、GKの正面を突く。

▽残る交代枠で坂井、高木をピッチに送り込んだ日本は、より攻勢を強めるが、後半アディショナルタイムにカウンターからマティアス・オリベイラの一発を浴びて万事休す。ウルグアイの試合巧者ぶりに屈した日本のグループステージ突破は、27日に行われる最終節のイタリア戦に持ち越しとなった。