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今年も4Kテレビで各社の大量モデルチェンジがスタート! メーカーごとの今季最新ラインナップから要点をわかりやすく解説します。

プラズマで培われた技術が有機ELテレビで花開く



2017年は「有機EL元年」とも言われるだけあり、大手テレビメーカーがこぞって有機ELの大画面テレビに参入しています。LG、東芝、ソニーに続き、パナソニックもその例外ではありませんでした。同社では、最上位の2シリーズ「EZ1000」「EZ950」を“4K有機ELビエラ”として発売します。



有機ELとは、画素単位で映像を制御できる自発光方式のパネルのこと。バックライトのLEDをエリアごとに制御する液晶テレビに比べ、よりダイナミックレンジやコントラストの高い映像を表現しやすいのが特長です。自発光方式といえば、かつてのプラズマテレビもこれに近いもの。プラズマテレビを推進していたパナソニックとしては、自発光方式を知り尽くしたメーカーとして満を持しての有機ELテレビ参入ということになります。

もちろん、「ビエラ」の春ラインナップでは4K液晶も多数ラインナップ。ただしハイエンドクラスは有機ELに譲り、液晶は比較的お手ごろなシリーズというすみ分けが明確化されました。



2017年の「ビエラ」では画質・音質以外の使い勝手向上も見逃せないところ。新機能「アレコレチャンネル」では、テレビ放送、録画番組、ネット動画などを一画面上にまとめて表示。テレビとネット動画の気になるコンテンツを、それぞれを切り替えることなく一覧でチェックできるようになりました。



録画系の機能では、番組表を拡張した「過去未来番組表」もなかなか画期的です。こちらは、録画予約と番組再生を切り替えることなく一つの画面でできるようにした機能。同社BDレコーダーの「ディーガ」とホームネットワークで接続することで、「ディーガ」(写真※1:2013年秋以降発売のネットワーク対応ディーガ)が録画した番組をテレビの番組表をさかのぼって観られます。



各種ネット動画に関しては、「Netflix」のダイレクト呼び出しボタンのほかに「マイアプリ」ボタンがリモコンに新設。「YouTube」なり「Amazonビデオ」なり、特によく使うアプリをショートカットして呼び出せるようになりました。ネット動画アプリへの対応がかなり充実しているのは、最新「ビエラ」共通の特長です。

最高画質の有機EL、買い得な液晶が揃った「ビエラ」最新注目モデル



パナソニック

ビエラ TH-65EZ1000(実勢価格:97万1900円)



2017年の「ビエラ」の頂点に君臨するのが、65V型の有機ELテレビ『TH-65EZ1000』。有機ELパネルと、その性能を最大限に引き出す画質処理エンジンとの組み合わせによりビエラ史上最高画質をうたうモデルです。有機ELならではの“漆黒”の再現力と暗部階調表現に徹底的にこだわり、真っ暗にできない部屋でも黒の締まりをよくする特殊フィルターまで採用しているのは本機のみ。



テレビ下部のスタンドに内蔵したスピーカーも大きな特長です。こちらの音質にもかなり力が入っており、音響はハイファイオーディオ「テクニクス」ブランドのスペシャリストがチューニング。「Tuned by Technics」と銘打った唯一のテレビとして仕上げられています。


最大出力80Wの3Wayスピーカーが、テレビ本体につながったサウンドバー型の部分に搭載されている。

パナソニック

ビエラ TH-55EZ950(実勢価格:53万9900円)



もうひとつの“4K有機ELビエラ”となるのが「EZ950」。こちらはスピーカーを最大出力40Wのものとし、サイズに65V型、55V型の2種類を揃えたモデルとなります。「EZ1000」に比べると「ブラックフィルター」や「暗部階調スムーサー」など画質関連の機能も一部省かれているものの、一般的なサイズ感、予算感としてはこちらの方が現実的な選択肢になるでしょう。

パナソニック

ビエラ TH-55DX850(実勢価格:25万2900円)



ハイエンド級の新型が出なかった4K液晶では、2016年からの継続販売となる「DX850」シリーズに要注目。バックライトエリア制御に対応し液晶テレビとしての基本性能が高いうえ、最大出力100Wのスピーカーではハイレゾ音源の再生にも対応しています。発売当初より価格が落ち着き20〜30万円台となっていることもあり、現在のラインナップではかなりお買い得なモデル。

パナソニック「ビエラ」最新4Kラインナップ



EZ1000シリーズ 2017年6月16日発売

<4K有機EL(HDR対応)/Tuned by Technics>

【65V型】TH-65EZ1000 実勢価格:97万1900円

EZ950シリーズ 2017年6月16日発売

<4K有機EL(HDR対応)>

【65V型】TH-65EZ950 実勢価格:86万3900円

【55V型】TH-55EZ950 実勢価格:53万9900円

DX850シリーズ 発売中

<4K液晶(HDR・バックライトエリア制御対応)/ハイレゾ対応スピーカー>

【60V型】TH-60DX850 実勢価格:31万6800円

【55V型】TH-55DX850 実勢価格:25万2900円

【49V型】TH-49DX850 実勢価格:21万3400円

EX780シリーズ 2017年6月16日発売

<4K液晶(HDR・バックライトエリア制御対応)>

【65V型】TH-65EX780 実勢価格:39万9500円

EX750シリーズ 発売中

<4K液晶(HDR・バックライトエリア制御対応)>

【55V型】TH-55EX750 実勢価格:29万9000円

【49V型】TH-49EX750 実勢価格:25万6300円

【43V型】TH-43EX750 実勢価格:19万9400円

EX600シリーズ 発売中

<4K液晶(HDR対応)>

【55V型】TH-55EX600 実勢価格:23万1000円

【49V型】TH-49EX600 実勢価格:19万7900円

【43V型】TH-43EX600 実勢価格:16万4900円

※実勢価格(いずれも税込)は2017年5月中旬時点、編集部調べ。

取材・文/柳 雄大

関連サイト



パナソニック「ビエラ」Webサイト

プレスリリース(TH-65EZ1000)

プレスリリース(EZ950シリーズ)

プレスリリース(TH-65EX780)

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