めまぐるしく変わるファッションのトレンドに比べて、ブライダルの流行はあまり頻繁には変わらない。ここ10年は、ストラップレスとフルスカートのドレスがヴァージンロードを席巻し、花嫁たちの“定番ドレス”として君臨していた。しかし、2011年4月29日、ピッパの姉であるキャサリン妃が「アレキサンダー・マックイーン」のデザイナー、サラ・バートンがデザインしたロングスリーブのドレスを結婚式で着用したことから、ウェディング業界のトレンドも変化した。

写真左から、「モニーク ルイリエ」(2015年)、「マルケッサ」(2013年)、「リーム アクラ」(2015年)

キャサリン妃の結婚式以降、ブライダルデザイナーたちは、キャサリン妃が着用したようなクラシックなデザインのドレスに目をつけ、ロングスリーブでかつレースをふんだんにあしらったウエディングドレスを次々と発表するようになった。

そして待ちにまった妹ピッパの結婚式では、「ジャイルズ・ディーコン」のウエディングドレスをチョイス。ロマンティックなオーダーメイドのレースを使った優雅なドレスは、姉キャサリン妃がまとったドレスと同様に、フルスカート、ティアラ、そして長いヴェールでエレガントな装いに。しかし唯一違う点として、ディーコンはピッパのドレスを短いキャップスリーブでデザインし、キャサリン妃のドレスよりフェミニンな印象に仕上げている。しかも、背中をハート形にカッティングするという、LOVEに満ち溢れたデザインだった。

もしピッパ効果が根強いケイト効果の名残りとともに確立されるなら、ブライダルランウェイにキャップスリーブと、背中の大胆なカッティングが現れる日もそう遠くないはず!

Photo: Getty Images From: ELLE.com