16日、中国人観光客が日本についてつづった文章がこのほど中国のネット上に掲載された。朝食を食べ終えた後の行動について、日本人と中国人の違いをつづっている。

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2017年5月16日、中国人観光客が日本についてつづった文章がこのほど中国のネット上に掲載された。以下はその概要。

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東京の空港に到着してすぐ、地震が本当によく起きるということが分かった。入国カードを書き込んでいると、足元が揺れたのだ。まるで足がふらついたような不思議な感覚だった。隣の人に聞いて、初めて地震だと知った。そこにいた皆が同じようだったが、これはごく小さな地震だった。

日本の商業施設は閉店が早い。おおむね夜8時か9時にはどこも閉まってしまう。空港を出たのは午後6時過ぎだった。車で近くのイオンモールに到着すると、ほぼ真っ暗になっていた。店内を一回りして、食べ物と飲み物を買った。

イオンモールを出ると、周りの店はほぼすべて閉まっていた。街灯以外の明かりは消え、人もまばらで、静まりかえっていた。ホテルに戻り、シャワーを浴びてすっきりしてから、買ってきた刺し身と日本酒で夕食にした。日本の刺し身、そして日本の清酒だ。スーパーの刺し身でも、中国で食べるどの高級店よりもおいしい。

翌日、ホテルのバイキングで朝食をとった。隣のテーブルでは日本人男性が食事をしていたが、私は気にもとめていなかった。男性が席を立つと、同行していた私の先輩女性が男性の食べていたテーブルを指さし、そして別の中国人客が食べていたテーブルも指さし、中国人のマナーについて話し始めた。そして私も意識的にテーブルを片付けるようにした。

日本人の自律的な振る舞いは、私たち中国人が見習うべきものだ。それから食事のたびに隣の食べ終わった席を見たが、たとえ子どもであっても、テーブルの上を必ずきれいに整頓していた。

観光バスに戻ると、バスの運転手たちが小声で話し込んでいた。日本のガイドさんによると、タイヤのホイールはどうしたらもっときれいにしておけるのかを話していたそうだ。私の目にはまるで鏡のようにきれいに見えたので、思わず絶句した。目的地に到着するたびに運転手が車体やホイールを磨いているのを見たが、滞在中によそで見た他の運転手も同じようにしていた。日本人の仕事に対する熱心さは、もはや強迫症にも近い。

日本は安全性がとても感じられる国で、携帯電話でも財布でも、そこらに置いていても誰かが持ち去ることなどない。観光中、バッグのファスナーを閉め忘れたことがあった。財布も携帯も入れていたのだが、まる一日気付かなかったのに、なくなったものは一つもなかった。

6日間のスケジュールはあわただしかったが、多くを見て、多くを学び取ることができた。日本の街にはごみ箱はないのにごみひとつ落ちていないことや、飲食店の店員が食器を順序よく片付けていたり、何事もおざなりにしない日本人の仕事への熱心さなどだ。日本のトイレはどこもきれいで、大勢がつめかける観光地でもいやな臭いひとつしないことも印象深い。中国の家のトイレと比べてもずっときれいだった。

中国は日本を手本にすべきだいうことを、私たちは認めざるを得なかった。(翻訳・編集/岡田)