アプリ・ソフトウェア開発を行うリブレは5月24日、欧米外国人の名前を自動で漢字変換するウェブサービス「KANJI NAME」を公開した。

「デザインで漢字を選んだら変な意味を持っていた」対策にも

操作は英語で名前を入力してボタンを押すだけ。システム側が自動で文字を選び、当て字が作成される。出力結果は毎回変わるため、気に入った名前が出るまで変換することができる。

特徴的なのは当てられた漢字の意味が同時に英語で表示されるという機能だ。これで「デザインで漢字を選んだらとんでもない意味を持っていた……」ということも避けられるだろう。

さらに漢字変換された名前は毛筆フォントで表示されている。ローマ字から漢字に変わるだけでも大きいな変化なのに、実際に書家が書いたフォントで表示されるのも味がある。

日本政府観光局によると2016年の訪日外客数は2403万9000人。統計を取り始めた1964年以降過去最高となった。

日本通の外国人の間では漢字をタトゥーとして入れたり、自分の名前を当て字にして千社札を作ったりする等がブームになっているという。同社は「さらに手軽に、誰でもできることを念頭に新しい当て字を作れるサービス」を作ろうとこのサービスを企画したという。

「フェイスブックに名前を漢字表記する外国人もいる」

筆者のオーストラリア人の友人、サイモン(Simon)の名前を入れると一瞬で「査伊門」と変換された。伊右衛門みたいな字面でちょっとカッコイイ。「門を審査する」というのも守護神のようで悪くはなさそうだ。その旨を本人は、

「僕が変換したら『叉意聞』になった。『査伊門』の方が好きだな。面白いけど僕は『ふーん』って感じ(笑)。でもフェイスブックで自分の名前を漢字で表記する外国人もいるからそういう人たちにはいいかも」

と語っていた。

他にも試してみると、「ジョン(John)」は「薯无」、「レイチェル(Rachel)」は「伶市流」、「フレデリック(Frederick)」は「斧伶土戮」となった。ヤンキー的なセンスを彷彿させる。フレデリックの「斧で殺戮」等、字面を楽しむこともできそうだ。