ファンをニヤリとさせる演出が多々 (C) Blood Father LLC, 2015

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 監督作「ハクソー・リッジ」(6月24日公開)の公開も控えるメル・ギブソンが、窮地に陥った娘を救うために奮闘する父親に扮したアクション「ブラッド・ファーザー」の新たな本編映像3本が、公開された。ギブソンの過去出演作へのオマージュを感じさせるシーンとなる。

 トレーラーハウスでアルコール中毒のリハビリをしながら暮らす元犯罪者ジョン・リンク(ギブソン)の元に、数年前から行方不明になっていた一人娘リディア(エリン・モリアーティ)が助けを求めてくる。ジョンは、ギャングとトラブルを起こし、警察にも、殺し屋にも追われるリディアを守るため、サバイバル術を駆使して敵を迎え撃つ。

 そもそも、トレーラーハウス暮らしという設定はギブソンの代表作「リーサル・ウェポン」で演じたマーティン・リッグス刑事と同じ。1本目の本編映像では、トレーラーハウスが悪党たちによってハチの巣にされ、さらに横転させられるさまが描かれ、「リーサル・ウェポン2 炎の約束」での襲撃シーンを想起させる。

 続く2本目では、「マッドマックス」シリーズを意識したシーンが登場。大型バイクにまたがり、リディアと共に猛スピードで疾走するジョンは、追っ手からの追撃にショットガンの片手撃ちで対抗。追っ手のバイクがトラックと正面衝突するというクラッシュシーンも登場するなど、ファンがニヤリとする演出が施されている。

 3本目では、敵にわざと捕まったジョンが、腕を縛られているにもかかわらず頭にかみつき、圧倒するさまが描かれる。こちらの“敵にかみつく”戦法は、「リーサル・ウェポン」シリーズでたびたび登場するリッグスの特徴となる。

 「ブラッド・ファーザー」は、「アサルト13 要塞警察」のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとり、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のディエゴ・ルナ、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシーが脇を固める。「ザ・タウン」のピーター・クレイグと「ストレイト・アウタ・コンプトン」のアンドレア・バーロフが共同で脚本を手がけた。6月3日から全国公開。