ロジャー・ムーア(写真は2007年のもの)

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スパイ映画シリーズ『007』で12年にもわたりジェームズ・ボンドを務めたイギリス出身俳優のロジャー・ムーアが、がんのためスイスで亡くなった。89歳だった。米TV Lineなど多くのメディアが一斉に報じている。

ロジャーの家族が5月23日(火)にTwitterで発表した声明によると、彼は短期間ではあったが、がんと勇敢に闘い、家族の愛に囲まれて最後の日々を過ごしたという。ロジャーは、初代ショーン・コネリー(『ザ・ロック』『レッド・オクトーバーを追え!』)、2代目ジョージ・レーゼンビー(『ヘル・ハンター』『ネバー・トゥー・ヤング』)の後に3代目ジェームズ・ボンドとなり、1973年の『007/死ぬのは奴らだ』から1985年の『007/美しき獲物たち』までのシリーズ7作に出演。それまでのボンド役よりもコミカルだとして人気を博した。7作という出演数は、歴代ボンドの中で最多となる。

そのほかにも、『ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』や『バナナ★トリップ』など数々の映画や、『マーベリック』『エイリアス』などのTVシリーズで活躍したが、家族が最も誇りに思っているロジャーの活動は、1991年から務めたユニセフ親善大使としてのものだったという。ショーンに続き、2003年にエリザベス女王からナイトの称号を授与されていた。葬儀は故人の遺志により、モナコにて執り行われる。

ロジャーのご冥福を心より祈りたい。(海外ドラマNAVI)