ズラタンは何度か決定機に顔を出すも、シュート精度を欠いて決めきれなかった。写真:徳原隆元

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FW
21 ズラタン 5
開始早々のフリーの決定機では左足のシュートが、大きく枠の上で逸れてしまう。69分にも柏木のキックにヘッドで合わせたが、ゴールを奪えず。
 
交代出場
MF
18 駒井善成 5.5(58分 IN)
高い位置に張り出して、持ち味のドリブル突破による仕掛けからチャンスメイク。ただ、ここぞという場面で抜き切れなかった。
 
FW
20 李 忠成 5.5(71分 IN)
興梠、ズラタンとともに前線に配置される。身体を張ってボールをキープしタメも作ったが、味方同士でスペースを消してしまった感も。87分に迎えたビッグチャンスで放ったシュートは、GKに指先でセーブされてしまった。
 
FW
13 高木俊幸 -(83分 IN)
宇賀神と代わって、そのまま左ウイングバックに入る。しかし前線に張り出した選手たちとコンビネーションで崩す形に持ち込めなかった。 

 監督
ペトロヴィッチ 5
より前線に人数をかける3-5-2と言える形で臨んだが、ことごとく相手のカウンターの餌食になった。試合終盤、6人を前線に並べる攻撃的布陣にした場面もあったが、結果的に、前線に人が殺到する形で、バランスを崩して、痛恨の2失点目を喫した。普段どおりの戦いをしていれば……と思う展開に。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
[ACLラウンド16] 済州ユナイテッド 2-0 浦和レッズ
2017年5月24日/済州総合競技場
 
【チーム採点・寸評】
浦和 5.5
 阿部をアンカー、柏木を普段よりも1列前にポジションをとる3-5-2でスタート。開始7分に済州に最初の決定機を決められてしまうと、その後、ほぼすべての時間帯でボールを支配したものの、ことごとくチャンスを決め切れず。試合終了間際には再び全体が前掛かった背後を突かれ、カウンターから2点目を献上。相手の策にしっかりハマってしまった。加えて、アウェーゴールを1点も奪えなかったのも痛い

【ACLマッチレポート】浦和、序盤と終了間際に痛恨の失点… 初戦0-2黒星で8強入りへ黄信号

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
 最初の決定機を決められたが、その後は再三訪れたカウンターからの致命的なピンチで、相手との駆け引きで勝り、ゴールを許さなかった。高い集中力を保ちビッグセーブも連発。終了間際のシュートも手に当てて、一度はポストを叩いたが……ゴールに吸い込まれた。

DF 
46 森脇良太 5.5
公式戦4試合ぶりの出場。身長184センチの長身FWマルセロに寄せ切れず、先制の打点の高いヘディングシュートを叩き込まれた。22分に決定的な左足のミドルシュートを放ち(GKに阻まれる)、流れを呼び込んだ。
 
6 遠藤 航 5.5
見方によっては“1バック”ともいえる、ひとりで数人を見るような状況が多発し、カウンターを浴び続けた。そうなるとリスクマネジメントのためラインを下げ、結果的に前線から最終ラインの間延びが生じた。残り10分で訪れた絶体絶命のピンチ、相手シュートをゴールライン上でクリア。最後も数的優位を作られて失点。

5 槙野智章 5.5
作戦だったのか、普段よりも攻撃的な布陣のなかで高くポジションをとり、さらに前線の圧力を強めようとした。しかしカウンター対策が十分と言えず、守備時に後手に回った。
MF
24 関根貴大 5(58分 OUT)
守備では貢献していたが、攻撃面ではほとんど目立てず。早い時間に失点を喫したため、守備を固めてきた相手に持ち味のドリブルを発揮できなかった。
 
10 柏木陽介 5.5
ボランチよりも一列前のインサイドハーフでスタート。しかし後ろを向いてボールを追う時間が長かった。攻撃的布陣を活かすためには、より守備に神経を使う必要があったか。後半はボランチに入り、敵陣を切り裂く縦パスを放ったがゴールは割れなかった。

22 阿部勇樹 5
相手がプレッシャーをかけてきたところで、失点に直結するミスパス。同じようなミスがもう1本あった。アンカーを務めたが、3-5-2の布陣を機能させるためには、インサイドハーフの守備面のフォローが欲しかった。何度かピンチで身体を張った守備を見せたが、チャンスを作り出せなかった。
 
3 宇賀神友弥 5.5(82分 OUT)
チャンスは彼のいた左サイドから生まれた。高く位置取ってクロスを放つ。後半はバランスを保ちながら、ストッパーの攻撃参加を促した。クロス精度も物足りなかった。
 
9 武藤雄樹 5(71分 OUT)
53分にカウンターで抜け出した興梠のロブパスにヘッドで合わせ、シュートは枠に飛んだが……相手DFにゴールラインの前でクリアされてしまった。”危険な仕事”ができなかった。

30 興梠慎三 6
カウンターで抜け出した決定機ではシュートが大きく逸れてしまった。よくボールを収めて攻撃の起点となり、チャンスを作り出していた。1点が欲しかった……。