プロが教える! 女性が知っておきたい「お見合いマナー」まとめ

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気軽に参加できる合コンや街コンと違って、「お見合い」となるとちょっと緊張しますよね。お見合いで恥ずかしい思いをしないために、女性が知っておくべきマナーや立ち振る舞いについて、婚活コンサルタントの澤口珠子先生に教えていただきました。

■現在のお見合い事情

お見合いと聞くと、仲人さんがお世話をしてくれて、着物やスーツを着た男女が食事をする……というようなイメージを持っている人が多いかもしれません。しかし、実際のところ、現在のお見合いはどのような形で行われているのでしょうか。澤口さんに聞いてみました。

澤口:国立社会保障・人口問題研究所の調査(※)によると、1982年は29.4%だったお見合い実施率は、2010年には5.2%へと減少しています。 ひと昔前のお見合いは、「仲人」が同席して仲介役を担い、本人たちの意思よりも家と家との結びつきが重視される堅苦しいイメージがありました。

しかし、現代のお見合いでは、仲人や紹介者は同席せず、レストランやカフェなどカジュアルな場所で、本人たちが自由に交流や意見交換ができるように配慮されています。お断りするのも家や親ではなく、本人たちの意思に任せるなど、お見合いをする当人同士の気持ちが重要視されるようになっています。

■知っておきたいお見合いのマナー

現代のお見合いは、昔と違ってだいぶカジュアルに行われているようです。それでは、今お見合いに参加することになったら、どのようなマナーに気をつければいいのでしょうか。服装やあいさつの仕方、費用の支払いについてなど、知っておきたいマナーについて澤口先生に教えていただきました。

◇お見合いの服装

澤口:お見合いは第一印象がすべてです。服装で意識すべきことは「7割の男性の好みに入る」こと。つまり、女性らしい品と清潔感のある服装がよいでしょう。極端な柄や色のコントラストが強すぎるもの、肌を露出する服や短いスカートは避け、大半の男性が好きそうな服装を心がけてください。また、お見合いには素足ではなく、必ずストッキングを履いていきましょう。社会人としての最低限はマナーを忘れないでください。

◇お見合い会場への向かい方

澤口:お見合いは第一印象がすべてなので、遅刻は絶対に避けましょう。会場にもよりますが、車で行くよりも電車やバスなどの公共交通機関を使ったほうが安心です。万が一、電車やバスが遅延したとしても、すぐに別の方法で会場に向かうことができ、車よりも事故に巻き込まれる可能性が低いです。

遅刻を避けるために、できれば30分ぐらい前に到着しておくと安心です。早めに到着して周辺を散歩できれば、お見合い前の緊張を和らげることもできますよ。

◇お見合い相手とのあいさつの仕方

澤口:お互いの第一印象は3〜6秒で決まり、その後の4分間で定着すると言われています。少なくとも最初の5分間は、相手に好印象を残せるように最大限努力してください。相手に好印象を残すためには、自分から先に声をかけることが一番です。

相手の目を見て、笑顔で「初めまして、○○と申します。」と、あいさつしましょう。お見合い相手も緊張していますので、あなたから声をかけることによって、相手の心もほぐれて好印象を与えられます。

◇お見合い中の話題

澤口:お見合い中に相手と積極的に話したい話題は「お互いの子ども時代や家族の話」です。結婚は家対家なので、相手の家族構成やどんな両親に育てられたのかなど、お互いの家族について早いうちから知っておくことをおすすめします。

また、結婚前提のお見合いの場合、結婚観や人生設計プランなどもしっかり聞いておきましょう。共働きなのか、専業主婦なのか、親との同居の可能性や子どもが欲しいかどうかなど、普段のデートでは聞きづらい話題を率直に聞けるのが、お見合いのメリットです。逆に避けたい話題は、個人的な宗教や政治的な考え方、お互いの過去の恋愛や結婚、離婚話です。

◇お見合い費用の支払い方法

澤口:お見合いの費用は、基本的に男性側が負担することがほとんどだと思いますが、女性側がまったく支払う素振りを見せないのはマナー違反です。お会計の際は必ずお財布を見せ、「おいくらですか?」と尋ねるようにしましょう。

もし男性がごちそうしてくれたら、遠慮せずに感謝して受け入れましょう。間違っても無理やり割り勘にしたり、お金を渡したりするのはやめてください。男性のメンツが丸つぶれになってしまいます。

◇連絡先交換のマナー

澤口:結婚相談所の場合、お見合いで本人同士が連絡先を交換するのを禁止しているところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。もし、連絡先交換がNGなのに相手が求めてきた場合、相談所を通して伝えるようにしましょう。お見合いでの連絡先交換がOKの結婚相談所だったり、仲人や紹介者を通してのお見合いだった場合は、自由に連絡先を交換して大丈夫です。

連絡先は、基本的に男性からオファーされたら交換するようにしましょう。交換先はLINEでもメールでも、相手が聞いてきたものでよいでしょう。もし交換したくない場合は、結婚相談所、仲人や紹介者を通じてお教えする、とお断りしましょう。

◇お見合後のお礼の仕方

澤口:お見合いが終わったら、なるべく早くお礼を伝えるのがマナーです。できればお見合い直後、遅くともその日中にはお礼をしましょう。仲人や紹介者には直接電話してお礼を伝えたほうが、よろこばれます。連絡先交換をした相手には、LINEやメールでお礼を伝えてください。

■お見合いでのNG行動

お見合い中に覚えておきたいマナーはいくつかありましたが、やってはいけないNG行動もあるのでしょうか。澤口先生に教えていただきました。

澤口:たとえお見合い相手が自分の希望に沿っていなかったとしても、決してぞんざいな態度やつまらない態度はしないようにしましょう。お見合いは1〜2時間で終わります。その時間はご縁に感謝して、人として相手に失礼のない態度を心がけてください。また、お見合い中に携帯をいじるのは相手に対して失礼です。お見合い中は、携帯をマナーモードにしてバッグに入れておきましょう。

■縁がなかったときの断り方

お見合いをしてみたけれど、やっぱり合わなかったと感じた場合、何と言って断ればいいのでしょうか。澤口先生にアドバイスしていただきました。

澤口:仲人や紹介者がいる場合は、電話で直接お断りの連絡を入れることをおすすめします。その後の紹介者とあなたの関係性に影響がないよう、あなたの誠意がきちんと伝わるように説明しましょう。仲介業者(結婚相談所)の場合は、電話でもメールでも問題ありません。

男性に直接お断りする場合は、メールで伝えてください。メールの内容は簡潔に、短くを心がけましょう。断る理由は、たとえ相手に非があったとしてもそれを指摘してはいけません。自分が未熟だから、自分が至らないからと伝えると、必要以上に相手を傷つけずに済みます。

■まとめ

お見合いだからといって特別に身構える必要はなく、人としての気遣いやマナーを忘れなければ大丈夫です。今は堅苦しかった昔のお見合いとは違うので、出会いのきっかけとして気軽に活用するとよいでしょう。こちらの記事で紹介したマナーを参考に、ぜひお見合いを楽しんできてください!

(監修:澤口珠子)

※画像はイメージです

(※)国立社会保障・人口問題研究所
「2010年出生動向基本調査」