東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」に妊娠の兆候があると発表された翌日の5月24日、同園近くに本社を構える、西洋料理店の精養軒(JASDAQスタンダード)と中華料理店の東天紅(東証1部)の株価が前日から続伸しました。

来店客増による業績改善に期待感

 両社の株価は5月23日、シンシンに赤ちゃんが誕生すれば来店客が増加し、業績改善につながるとの期待感から急伸。精養軒は、取引時間中に年初来高値となる970円をつけ、終値は前日比11円高の916円、東天紅も年初来高値の219円を記録し、前日比13円高の198円で取引を終えました。

 株価は5月24日も続伸。精養軒が前日比10円高の926円、東天紅は同1円高の199円で取引を終了しています。

 マネースクウェア・ジャパンの津田隆光チーフアナリストは「赤ちゃんパンダが生まれて来園者が増えると、レストランの客足が増えるとの期待が株価を押し上げている模様。無事に生まれれば、周辺の活性化にもつながるでしょう」と指摘します。

 なお、精養軒の2017年1月期決算は、売上高29億9500万円、営業赤字2500万円で最終損益は1700万円の赤字。東天紅の17年2月期決算は、売上高67億1400万円、営業赤字1億5400万円で、最終損益は300万円の黒字でした。

(オトナンサー編集部)