アリアナ・グランデのライブ会場爆破テロ事件、犠牲者を悼む追悼式典が開催

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 2017年5月23日、数千人もの人々が英マンチェスターのアルバート・スクエアに集まり、前日にアリアナ・グランデのライブ会場で起きた爆弾テロ事件で亡くなった数十人の犠牲者の追悼式典が行われた。

 現場に駆けつけた救急隊員をたたえたマンチェスターのロード・メイヤー、エディ・ニューマンによるスピーチに耳を傾けながら、集まった人々は“アイ・ハート・マンチェスター”と書かれたポスターを掲げたり、アリアナ・グランデが喜びのシンボルカラーとして使用しているピンクの風船を空に放つなどした。英紙ガーディアンによると、スピーチの後に始まった礼儀正しい拍手は、徐々に”嵐のような喝采と歓声、口笛の音に変わった”そうだ。

 式典が終わりに近づくと、群衆からは“マンチェスター!マンチェスター!”と掛け声が上がり、中には地元出身バンド、ザ・スミスの歌詞、“There is a light that never goes out”(決して消えない光がある)と叫ぶ者もいたとガーディアン紙は伝えている。

 また、ドバイのブルジュ・ハリファやベルリンのブランデンブルク門など、世界中のランドマークがイギリス国旗の色にライトアップされ、団結を表明した。

 この事件を受け、テリーザ・メイ英首相はU.K.のテロ警戒レベルを5段階で2番目に高い“深刻(Severe)”から最高レベルの“危機的(Critical)”に引き上げた。これは“テロが差し迫っている”ことを意味する。

 CNNによると、マンチェスター警察は自爆テロの実行犯について、サルマン・アベディ容疑者(22)であると特定した。21,000人が収容可能なマンチェスター・アリーナ近くで起きた爆発により、現時点で少なくとも22人が死亡、59人が負傷している。過激派組織イスラム国(ISIS)が犯行声明を出しているが、事件との関係を証明するものは提示されていない。この事件は、2005年7月に4人の自爆テロ犯により52人がバスや電車などで死亡した事件以来、英国内最悪のテロ事件となった。
 

◎追悼式典の模様
https://twitter.com/VIPMCRuk/status/867119966629359616
https://twitter.com/ericbishyika/status/867123377374416896
https://twitter.com/UNILAD/status/867081777633996802
https://twitter.com/mightywilk/status/867064681055256576
https://twitter.com/ABC/status/867112917665173504
https://twitter.com/SkyNews/status/867072448721690624
https://twitter.com/sheree_brown/status/867122902214340608
https://twitter.com/SergeantFrisky/status/867122858434187264