dtab=廉価版イメージを破る高性能、8.4型2K画面の新dtab Compactをドコモが発表


NTTドコモ2017年夏モデルのタブレット枠となるのが、ファーウェイ製の8.4インチAndroidタブレット『dtab Compact』(d-01J)です。発売日は5月25日、新規一括購入時の価格は4万5360円(税込)。端末購入サポートとして3万4992円の割引が入り、実質負担は1万368円となります。

特徴は、これまでの廉価版タブレット的なdtabのイメージをいい意味で破る、基本仕様の高さ。画面解像度は2KことWQXGA(横長時2560×1600、アスペクト比16:10)で、SoCにはHiSiliconのKirin 950を搭載するなど、ファーウェイ『MediaPad M3』の兄弟モデル機的な仕様です。


技術的な特徴としては、ドコモでは初となる『eSIM』対応モデルである点が挙げられます。eSIMとは、リモート操作でキャリア情報などを変更できる、組み込み機器向けのSIM。

ただし本機に搭載されるものは、従来のnanoSIMと同じ形状のSIMカード型となっており、実際の使用では従来と変わるところはありません。将来他のキャリアが書き換えに対応した際などに向けた、将来への準備的な機能という位置づけです。


冒頭でも紹介したように、充実した基本仕様も特徴です。例えばSoC(CPU)は、ファーウェイ製スマートフォン「Honor 8」などでも採用される、HiSiliconの『Kirin 950』。2.3GHz×4コア+1.8GHz×4コアの、合計8コア仕様です。

さらにメインメモリ(RAM)は3GBと大きめ。ストレージこそ16GBと価格なりの水準ですが、マイクロSDカードスロットは公称で256GBまで対応します。

カメラ部の画素数は、背面(メイン)カメラ、フロントカメラともに800万画素と、昨今のトレンドに沿った仕様。レンズの明るさもメイン、フロントともにF2.0と、タブレットとしてはかなり明るめです。

本体は金属製の一体型成形、いわゆるメタルユニボディ仕様。さらにdtabでは初となる指紋認証センサーも搭載。高感度・高速認識によるストレスフリーをアピールします。

LTE通信速度は受信側150Mbps、送信側50Mbps。Wi-Fiも802.11ac、つまり5GHz帯にしっかりと対応。またバッテリー容量は4980mAhと、タブレットならではの大容量をキープします。


昨今の機種らしく、ナローベゼル(狭額縁)デザインである点も特徴。縦長状態での左右のベゼル幅は3mmと、タブレットとしては先進的な水準。

この設計のおかげで、前世代の8インチ画面モデル「dtab Compact d-02H」と比べると、横幅(縦長状態)を1mm広いだけで、8インチから8.4インチへと画面サイズがアップした格好となります。厚さも7.3mmと薄いのがポイント。

本体サイズは縦長状態で124×216×7.3mm、重量は約325gです。

さらにプリインストールアプリとして、MicrosoftのOffice for Android tabletを用意。インストール手順不要で、Excel MobileやWord Mobileが使えます。

このようにdtab Compact d-01Jは、これまでのdtabシリーズのイメージをいい意味で崩すほどの、高い水準の基本性能がポイント。従来よりdtabシリーズは「大きくは目立たないものの着実に売れる」シリーズではありますが、本気もそうした立ち位置を引き継ぐ存在となりそうです。

・ドコモが夏スマホ発表 --Xperia XZ PremiumやGalaxy S8、AQUOS Rなど全8モデル