23日、韓国・朝鮮日報によると、発売3週間で出荷台数1000万台を突破したサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS8」に、音声の断絶とスクリーンの破損を訴える苦情が相次いでいる。

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2017年5月23日、韓国・朝鮮日報によると、発売3週間で出荷台数1000万台を突破したサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS8」に、音声の断絶とスクリーンの破損を訴える苦情が相次いでいる。

最近、韓国のオンラインコミュニティーの掲示板に「再生ボタンを押しても音が出ない」「YouTubeや音楽を再生したら、1〜2秒間音が出て、その後何の音も出なくなる」「音楽を聞いていたら突然音が切れたので、電源を入れ直したら音が出た」など、ギャラクシーS8の音切れ問題を指摘するコメントが多く寄せられている。同様の苦情が多いためか、「イヤホンを差し込むと聞こえた」「スピーカーの辺りを強く押したら音が出た」といった対処法まで紹介されている。

音切れ問題は海外でも問題になっており、英IT専門メディア「Trusted Reviews」は11日(現地時間)、ユーザーがアップロードした動画を掲載するとともに、音声の欠陥についてハードウエアに問題がある可能性を指摘した。

また、「ギャラクシーS6エッジ」の時から弱点とされていた曲面スクリーンの耐久性問題も浮上している。ギャラクシーS8はすべて曲面スクリーンを採用しており、角の曲面部分が破損する事例が多発しているという。あるユーザーは「リビングのソファから落ちた時にスクリーンの角が割れてしまった」と述べている。

サムスン電子は音切れ問題が発生した製品を回収して分析を進めているが、まだ正式な対応策は出していない。一方、曲面スクリーンの破損については、5月末までに購入した顧客には1回に限り修理費を半額にしている。

同社関係者は「音響問題については回収した製品を分析し、ソフトウエアのアップグレードなどの対応策を講じている」とし、「スクリーン強度については、ギャラクシーS7より40%程度高めた」と説明している。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「いくら保護ケースを付けていなかったとしても、ちょっとした衝撃で破損するような設計は問題では?」「早く音切れ問題の対応策を出してくれ。音が出なかったら話にならない」「去年は(ギャラクシーノート7の)爆発問題で内部が問題だったけど、今度は外部の問題だ」「こんなに簡単に壊れるスマホがどこにある?」など、サムスン電子への批判の声が寄せられた。

その一方で、「スマホは外部からの衝撃には弱い。保護ケースを付けるか、注意して使うしかない」と、ユーザー側への対応を促すコメントもあった。(翻訳・編集/三田)