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毎日剃ってるヒゲ、流して捨てちゃうのもったいないですよね。電気シェーバーメーカーが仕掛け、なぜか「ロマンチック!」と女子ウケもさらったトルコのバレンタインキャンペーンに迫ります。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2017年
 国名:トルコ
 企業/ブランド:Braun
 業種:家電

■アゴヒゲを愛に育てる

 世界的な小型電気器具メーカー「ブラウン」が電気シェーバーの宣伝を目的に、今年の2月にトルコでユニークなバレンタインキャンペーンを実施し、大きな成功を収めました。

 キャンペーン名は『TRIM FOR YOUR LOVE(愛のためにヒゲを剃ろう)』。

 トルコのバレンタインと言えば、日本とは反対に男性が女性にプレゼントを送って愛を伝える日。花束に、バッグに、アクセサリー…どんなプレゼントを買えば女性を喜ばせることができるのか、毎年男性が頭を抱える時期でもあります。

 そんな中、今年トルコのブラウンが男性たちに用意したプレゼントが、「自分のヒゲを肥料にして花を育て、その花をプレゼントする」というなんとも型破りなアイデア。ヒゲには植物の栄養となるニトロゲンが多く含まれているという点から発案されたといいます。

 同社はバレンタイン2週間前に店頭に特設ブースを設けてキックオフイベントを実施。ブースを訪れた男性にまずやってもらうのは、電気シェーバーを使ってヒゲを剃ってもらうこと。

 そして剃ったヒゲをプランターの中へ入れ、土と混ぜたら植物を植えて完成です。

 この一連の流れを自宅でも行えるよう、電気シェーバーと植物がセットになった特別なキットを用意。

 本キャンペーンの様子は、Snapchatをはじめ、YouTube、Instagram、Twitterなど様々なSNSに購入者から自発的に投稿され、大きな話題となりました。

 最終的には1万3,200ドル(約150万円)の予算に対し、75万ドル(約8,300万円)相当ものメディア露出に成功。売上も昨年比で71%もアップしました。

 “ヒゲで育てた花”をプレゼントされた女性が実際に喜んだかはさておき、奇想天外なアイデアで大きな注目を集め、売り上げのUPにつなげた斬新なバレンタインキャンペーンでした。

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●先週の紹介キャンペーン

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 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]