日本を訪れる中国人旅行客の間で爆買いがブームになったのは記憶に新しい。特定の商品の爆買いはなくなりつつあるが、それでも質が高い日本製品は今なお中国人旅行客の間で人気だ。中国に帰国後も越境ECを利用して日本製品を愛用し続ける中国人は少なからず存在する。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本を訪れる中国人旅行客の間で爆買いがブームになったのは記憶に新しい。特定の商品の爆買いはなくなりつつあるが、それでも質が高い日本製品は今なお中国人旅行客の間で人気だ。中国に帰国後も越境ECを利用して日本製品を愛用し続ける中国人は少なからず存在する。

 中国メディアの網易は22日、中国人が日本で買い物をしたがる理由を考察する記事を掲載し、その理由は「日本のスーパーを訪れれば一目瞭然」であると伝えている。

 記事は、日本と中国で毎年行われる世論調査では「日本に親しみを感じている中国人は決して多くはない」と伝える一方、それでも日本を訪れる中国人の数は年々増加していると指摘。「中国人訪日客の増加と世論調査の結果は矛盾しているように見える」と論じつつ、中国人が日本を訪れ、日本で買い物をしたがる理由は「スーパーを訪れれば、よく分かる」と指摘した。

 近年は中国でも日本でも同じような家電製品を購入できるうえ、家電の品質の差は使用してみないとよくわからないものだが、スーパーに並んでいる生鮮食品ならば「一目で品質の差が分かる」ことを指摘した。たとえば、日本のスーパーでは、ネギや白菜などの野菜は見るからに新鮮そうで、形やサイズは一定であるうえに、すべての商品が整然と並べられたうえで販売されていることを写真を掲載して説明した。

 続けて記事は、日本の野菜は「買ってきた後に洗わずに食べても問題は生じない」と指摘し、残留農薬の問題で野菜を専用の洗剤で洗わないといけない中国とは大違いだと指摘。また、日本のスーパーでは野菜の産地が明示されているうえ、売り物1つ1つが小分けにされているが、「適当に小分けした形跡がまったく見られない」と紹介。さらに、肉類や刺身類についても「見るからに新鮮で、売り場に商品が整然と並んでいる」とし、それぞれの商品はまるで「コピーされたかのように量や色、形が均一」だ伝えた。

 記事の主張はつまり、日本のスーパーで販売されているすべての商品からは「安全性や質を懸念する必要性が全く感じられない」ということだ。スーパーという日本の消費者にとってもっとも近い場所において、生鮮食品という「品質管理が難しい商品」が徹底した管理のもと、配慮ある形で販売されているということは、中国人消費者にとっては「日本でならば安心して買い物ができる」という考えに直結するということなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)